横浜中華街の大通りを歩いていると、いつも行列のできているお店があります。
「鵬天閣」と「王府井」の焼き小龍包のお店です。
蒸す小龍包より生地が厚く、焼いてあるから外側がカリッとしていて食べごたえがあります。
なによりアツアツの汁をフーフーしながら食べる醍醐味がたまらない。
目の前で職人さんが作っているのを見ていたら、急に食べたくなっちゃいました。
焼き小龍包で有名な2店舗の食べ比べに挑戦!
鵬天閣(ホウテンカク)の焼き小龍包
鵬天閣は中華街に3店舗(本館、新館、酒家)あります。
*酒家・・中華街大通り横浜博覧館の隣(焼き小龍包、お土産、食事処)
*新館・・中華街大通りにあり、上海路の角地(焼き小龍包、お土産、2F食事処)
※焼き小龍包(又は蒸し小龍包)を店頭で買えるのは新館と酒家です。
鵬天閣新館のお店の場所
いつも行列なのが新館のお店。
善隣門がある中華街大通りにあります。
善隣門をくぐったら、ずっ~~~とまっすぐ歩いていくと右手にあります。
中華街の4基の門からだと朝陽門からのほうが近いです。
朝陽門からだと中華街大通りに入って少し歩いた左手です。
ちなみに「鵬天閣」の右斜め前は中華粥で有名な謝甜記本店があります。
お店の脇の通り道の上海路には、謝甜記2号店もあります。
混雑がいやなら鵬天閣酒家に行くといいかも。
私が平日の11時近くに行ったときは、前に5組ほど並んでいました。
写真は開店直後のときです。
つねに人だらけなので、オープン時だと空いてるから穴場だよ。
鵬天閣の小龍包メニュー
店横のメニュー表です。
焼き小龍包の2種セットが不動の人気No.1
どうせなら1種類でなく2種類食べたいよね。
ただし注意なのが、並んでいてタイミングが悪いと、緑色の海鮮焼き小龍包が先になくなってしまうパターンがあります。
そうすると2種を食べたい場合は、次のが焼けるまで少し待つことになります。
まあ白色も無くなれば、次のが焼けるのを待つのは一緒。
並んでたらちょうど2組前でなくなり、約7分くらい待ったかな。
買うときは、番号を伝えて注文します。
焼き小龍包をゲットしたら、お箸を取り、お店の脇で食べます。
黒酢も置いてあります。
だいたいのお客さんはお店の横で食べています。
ごみ箱も近くに置いてあります。
焼き小龍包2種を購入
海鮮と豚肉の2種盛りセット 660円(税込)
白のスタンダードの豚肉2個と緑色の海鮮2個です。
いただきま~す♡
ガブリ(まねしちゃダメよ)
ぎゃー熱い!分かっていたけど舌がやけどしそう
でも、美味。
2個目も食べましょ。
プッシュ―ーーー!! やば~い
かぶりついたら、他のお客さんの洋服に、たっぷりの肉汁をかけてしまいました・・・
もう平謝りです。
食べるときは、くれぐれもまわりを注意してくださいね(私だけかね)。
そもそも食べ方が間違っていました。
肉餡には生姜も入っているみたいで、熱々さっぱりの焼き小龍包でした。
海鮮も、魚介のうま味が加わりまた違ったおいしさ。
途中黒酢もかけて味に変化をつけてみたよ。
王府井(ワンフーチン)の焼き小龍包
王府井は中華街にお店が4店舗(本店、2号店、レストラン、酒家)あります。
レストランと3号店が一緒の建物なので、別とすると5店舗です。
*2号店・・中華街大通り、善隣門から歩くと左手側(2Fにイートインあり)
*レストラン(3号店)・・朝陽門側中華街大通り入口付近(2Fはレストラン)
*酒家・・中華街大通り(食べ放題のお店)
※焼き小龍包(又は蒸し小龍包)が店頭で買えるのは本店、2号店、レストラン(3号店)です。
中華街大通りを歩いていれば、王府井のお店がたくさんあるので目に付きます。
王府井本店のお店の場所
焼き小龍包ブームの火付け役となったお店です。
せっかくなので本店で買います。
こちらも買うときに行列になったよ。
鵬天閣新館と同じ並びにあり、4件くらいしか離れていないです(鵬天閣新館より善隣門側)。
なのでどっちがいいか2店を観察して、空いてるほうにするのもありだよ。
2号店は2Fにイートインスペースがあるので、立ち食いは・・という方は、選択肢のひとつにしてみてください。
本店のメリットは鵬天閣と同様に作っている様子が店先で見えます。
王府井本店のメニュー
王府井は3種類の焼き小龍包があります。
種類がいろいろあると、一応全部の味を試してみたくなります。
「コラーゲンたっぷりの肉汁」というキャッチコピーもうれしい。
「蒸し小龍包と焼き小龍包の食べ比べ(小龍包対決)」もかなり気になりますが、今回は焼きを食べることにしてるのでブレないぞ~。
他に中華まん、台湾シルクアイス、タピオカドリンクなども買えます。
焼き小龍包3種を購入
ミックス生煎包 900円
正宗、ヒスイ、フカヒレの3種です。
白色の正宗生煎包(マサムネサンチェンパオ)は定番の豚肉、緑色のヒスイが野菜、そしてほんのりオレンジ系の色はフカヒレ。
今度はちゃんとした食べ方をしました。
てっぺんの皮に穴をあけたら、あふれんばかりの肉汁がじゅわ~(喜)
味はしっかりしていて、濃い感じがしました。
皮も厚みがあって食べごたえ満点。
フカヒレにはエビも入っていて、ぷりっとした食感もありうまい!
それぞれ味わいが異なり楽しめます。
こちらもお店に黒酢が置かれていました。
焼き小龍包とは
焼き小龍包は中華料理の点心の一種で、中国だと「生煎包(サンチェンパオ)」と呼ばれています。
上海では生煎饅頭(シェンジェンマント―)とも呼ぶ。
※生煎→油を引いた鉄板で焼く料理法のこと
小麦粉で作った皮にひき肉を包んで、平たく丸い鉄鍋で蒸し焼きにします。
ねじりを下にして、ぎっしり敷き詰めて焼いているよ。
仕上げはゴマと青ネギを散らしています。
底がカリッとしていて、上はもっちりとした皮も魅力。
- お箸で皮に穴をあける
- あけた穴から直接スープを飲む(やけど注意)
- じっくりスープ味わい、半分残す
- 焼き小龍包にかじりつく!
とにかく最初はものすごく熱いので、やけどにはくれぐれも注意です。
まとめ
焼き小龍包を食べ比べてみた感想は、どちらも違ったおいしさがありました。
「鵬天閣」はさわやかなおいしさを感じました。
「王府井」はややしっかりとした味です。
王府井の焼き小龍包に食べごたえを感じましたが、2店目でお腹が膨れてきたのと、そもそも3種類もあったので満足感バッチリなんだと思います。
1個としてだと、鵬天閣の生姜風味のさっぱり味が個人的に好きかもです。
でも、王府井の3種も味がそれぞれ違っていて楽しい。
どっちもおいしいので、2~3人で来たならシェアして両方食べてみるといいかも。
店頭にはお土産として、冷凍の焼き小龍包も売っています。
食べ歩きはこちらの記事もあります
*横浜中華街を食べ歩き(食事編)
*横浜中華街食べ歩き(肉まん・豚まん編)
*横浜中華街を食べ歩き(スイーツ編)
お店の情報
- 店名 :鵬天閣新館
- 住所 :横浜市中区山下町192-15 中華街大通り
- 営業時間:月~木10:00~22:00 金・日10:00~22:30 土10:00~23:00
- 定休日 :年中無休
- 鵬天閣公式サイト
- 店名 :王府井本店
- 住所 :横浜市中区山下町191-24 中華街大通り
- 営業時間:10:00~21:00
- 定休日 :年中無休
- 王府井公式サイト