横浜中華街にある「中華菜館 同發」は明治創業の老舗で、本格広東料理店です。
お店の名物は焼き物で、チャーシューがおいしい!
本館の平日限定ランチは焼き物をはじめとする中華定食がお手頃価格で食べれます。
好きなメインを選べるランチスタイルがまた楽しい。
数多くある中華街のお店の中で、昔から行くお店の1つです。
久々に訪問し、ランチや裏メニューのカレーライスなど食べてみました。
同發の場所やアクセス
同發の店舗は3店(本館、別館、新館)ほどあります。
*本館にある焼き物売店
*別館売店
*新館中華菓子売店
*新売店(本館と別館の間)
同發のお店は、すべて中華街大通り(メイン通り)に集まっています。
位置関係を把握しておくと、同發のお店を知るうえで便利です。
同發本館
今回ランチを食べるために本館に来ました。
別館と新館のちょうど中間にあります。
中華街大通りでも、中間くらいの位置にあります。
本店の隣は市場通りと書かれた門があるので、探すときの目印になるよ。
角地にある3階建ての茶系の建物です。
店頭前のショーウィンドウからは吊るされた焼き豚、鶏の丸焼き、鴨などが見え食欲をそそります。
店内に入ってすぐのレジのとこが、焼物売店。
お店の外にランチやテイクアウト用の焼物のメニューが貼ってあります。
店内は、昔ながらのレトロな雰囲気が素敵。
同發別館
中華街善隣門(メインの門)から歩いて行く場合、最初にあります。
別館は、本館とはまた違うランチメニューがあります。
こちらは宴会場のある大ホール、洋風、和風の個室もあるようです。
建物の外に別館売店があり、中華菓子や肉まんなどが購入できます。
本館と別館は近いので、店頭のメニュー表を見比べて好きな方を選んでもいいね。
同發新館はイートインと売店
かつて「新光映画劇場」という映画館だった場所なんだとか。
同發本館から歩くと、すぐ左側にお店が見えます。
善隣門からメイン通りを歩いてきた場合、別館と本館は右側、新館は左側にあります。
※朝陽門からメイン通りを歩く場合は、その反対。
新館はイートインと中華菓子売店があります。
イートインコーナーでは肉まん、点心、中華菓子、本格中国茶などを手軽に楽しめます。
季節限定メニューもあります。
同發の菓子類を買うなら、新館にある中華菓子売店が種類豊富な感じがします。
交通アクセス
・みなとみらい線「元町・中華街駅」2番出口より徒歩約3分。
・JR「石川町駅」中華街口より徒歩約7分。
・JR「関内駅」南口より徒歩約10分。
・市営地下鉄「関内駅」1番出口より徒歩約10分。
同發の駐車場
「同發」を利用する方専用の無料駐車場(平置き駐車場)がありました。
散歩しているときに見つけたよ。
開港道の通りで、ローズホテル横浜の近くにあります。
中華街の食事は同發と決めているのであれば、すごく便利だと思います。
同發本館の平日限定ランチメニュー
平日のランチ時間11:00~14:00
本館にしかない、同發名物の香港スタイルランチ(香港式午餐)が有名。
※午餐とは、昼の食事を意味する。
メインは7種類から選べます。
- 本日のスープ
- メイン(7種から選択)
1、チャーシュー 2、チャーシュー&焼物
3、皮つき豚バラの焼き物 4、モツ盛り合わせ
5、蒸し鶏 6、特製貝柱入り揚げシュウマイ
7、本日の日替わり - 季節の野菜炒め
- ご飯(お替りサービス)
- お新香
注文したメニュー
やはりお店の看板である、焼き物系が食べたい!
訪れたときに食べたランチを紹介します。
注文すると蒸しタオルのお手拭きに中国茶が運ばれてきます。
チャーシュー(叉焼)&皮つき豚バラの焼き物
平日ランチで頼む確立の高いメニューです。
チャーシューと豚バラの2つが食べれるハーフ&ハーフはお得感いっぱい!
他もチャレンジしたいと思いつつ、こちらを頼んでしまいます。
照りのよい自然な感じの赤いチャーシューは、中華独特さがあり、しっとりで美味。
辛しを付けてもいいですね。
皮つき豚バラ肉は油で揚げてあり皮がパリパリとして脂身は甘くとろけるようでジューシー。
どちらも噛みしめるとお肉のうまみをしっかり味わえます。
蒸し鶏
別の日ですが、はじめて蒸し鶏も頼んでみました。
蒸し鶏には、パクチーと白髪ねぎが添えられています(叉焼も同様)。
ぷりっと蒸された鶏肉をタレに絡めれば美味。
スープとお新香は訪れたときにより内容が違いますが、スープは全体的にやさしい味。
連れはチャーシューのみのセットを注文。
2人以上で来た場合は、分けて食べると楽しいね♪
裏メニューの排骨(パイコー)カレーも食べてみた!
昔テレビでも紹介されたのを見て、ずっと食べたかったカレーにチャレンジ!
裏メニューのカレーなので、メニュー表にはありません。
口頭で注文する必要があります。
カレーライスとパイコーカレー(排骨カレー)の2種があるようでした。
※排骨(パイコー)=骨付きバラ肉(骨はほんの少しでした)
パイコーカレー990円を注文!
カレー粉を使用した黄色いルーは、片栗粉でとろみをつけたような粘度。
昔ながらのカレーのようにも見える中華式カレーライス。
ルーの具は豚バラ肉、玉ねぎというシンプルな組み合わせ。
カリッと揚げた骨付きバラ肉が上にのるからボリューム満点!
しかも、ライスがてんこ盛り(たまたまかも知れないけど)!
せっかく美味なカレーが最後のほうは苦しくなった、、ご飯少な目でお願いすればよかったかも。。。
そんなに辛くないカレーです。
なので、女性が食べるとめちゃ満腹になります。
腹ペコならうれしいメニュー。
チャーシューなど焼き物がテイクアウトできます
同發の焼き物は、明治の創業からつくり続けた伝統の味。
焼き方、タレ、香辛料と全てが秘伝なんだとか。
「焼き物の同發」と言うくらい焼き物系が有名。
販売時間→11:00~21:30(売り切れ次第終了)
焼き物だけを目当てに買いに来るお客さんもいますよ。
自家製の焼き物はどれもおいしそう!
*チャーシュー(叉焼)540円 1本(300g)単位の販売
*皮つき豚バラの焼物 540円 200gより希望分量
*家鴨の香味焼き 432円 4/1羽=300~350g単位の販売
*鶏肉の香味焼き 432円 4/1羽=300~400g単位の販売
*豚肉スペアリブの焼物 540円 排骨リブ単位(150~200g)
モツ類も購入できます。
牛ハチノス(胃袋)、豚耳、豚足、豚子袋、豚胃袋、鶏砂肝、豚トロなど。
めずらしい部位もありますね。
地方配送もあるみたいなので、中華街の観光土産としてもいいですね。
まとめ
中華街で焼き物といったら同發の名が上がります。
他に金陵も有名で、テイクアウトする場合はどちらかで購入することが多いです。
老舗の本館なのに、あまり格式ばっていないところもポイント高いですね。
平日ランチは特にお気に入り。
ランチの帰りに中華街のお土産として、焼き物を購入するのもいいと思います。
また別のお店で食事をして、お土産は同發の焼き物でもいいね。
お店の情報
- 店名:中華菜館 同發 本館
- 住所:横浜市中区山下町148番地
- 営業時間:平日11:30~14:30(L.O.14:00)、17:00~21:30(L.O.20:30)
土日・祝日11:00~21:30(L.O.20:30) - 定休日:火曜日
- 同發公式サイト