横浜三塔(キング・クイーン・ジャックの塔)の見える場所!巡り方や三塔物語土産

横浜三塔物語のお土産

横浜には、横浜三塔と呼ばれる横浜港のシンボルとなっている塔があります。
それぞれ愛称があり、神奈川県本庁舎(キング)、横浜税関本関庁舎(クイーン)、横浜市開港記念会館(ジャック)。
この三塔を同時に見ることができる場所が3か所用意されています。
3つのスポットを全て1日でまわると、願いが叶うという都市伝説的な噂が!
これを「横浜三塔物語」といいます。
実際には3か所以外でも見れるし、4か所目もあったりします。
3月のときに巡ってみたので、購入したお土産とともに紹介します。

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横浜三塔はどこ?最寄駅を紹介

横浜三塔は、みなとみらい線「日本大通り駅」から3分以内の場所に、3つの塔が全てあります。

駅の改札を出たら、1番「県庁口」から外に出ます。
右手に、横浜開港記念館(ジャックの塔)がある交差点のとこに出れます。

また、あかいくつ観光スポット周遊バス「新県庁前」下車でもすぐ近くで降りれます。

「県庁口」「新県庁前」どちらも神奈川県庁本庁舎(キングの塔)の前です。

三塔の地図

地図を見て、三塔の位置を把握しておくとイメージしやすいです。

横浜三塔の位置が分かる地図

上の地図で、丸く囲ってある建物が三塔。
オレンジの印三か所は、三塔が全部見える指定のビュースポットです。

三塔巡りの行き方コース(例)

日本大通り駅の県庁口を出る。

【まずは、三塔それぞれを見学】
県庁口を出たとこに見える、ジャックの塔から見学。
クイーンの塔、キングの塔の順に見学。
キングの塔は、日本大通り側が正面玄関になります。

【三塔全部見れる場所巡り!】
まず、キングの塔前で三塔を見る。
そして大さん橋に移動して三塔見る。

象の鼻パーク経由で、赤レンガ倉庫から見れる三塔を見てゴール!

日本大通り駅

日本大通り駅の改札口を降りると、駅構内の三塔広場にある三塔のレリーフ。

みなとみらい線日本大通り駅の横浜三塔のレリーフ

足型マークのところから記念写真が撮れます。

三塔めぐりをしている時間がない場合は、こちらを訪れた記念に写真撮影はいかがですか?

また三塔をまわるスタート地点としての撮影もいいですね。

横浜三塔とは?由来など知ろう!

そもそも横浜三塔とはなんで有名になったのでしょうか?

三塔の由来
調べてみると、建った当初は他に目立つ建物がなかったんだそうです。
なので、横浜港に入港するときの船が目印としていたんだとか。

三塔にキング、クイーン、ジャックという名が付いているのは、
昭和初期に外国の船員達がトランプのカードに例えて名前をつけたとされています。

三塔は第二次世界大戦をくぐり抜け建ち続けてきました。
航海の安全を祈ったとも言われています。

横浜が近代化していくと、建物が増え、三塔が同時に見れる場所が限られてきました。
それが「横浜三塔物語」という都市伝説につながったのではと思われます。

横浜三塔の日
毎年3月10日(三塔の語呂合わせ)はイベント開催されます。

最近では、神奈川県立歴史博物館(エースのドーム)を加えて横浜四塔にしている場合もあります。

横浜三塔の建物や歴史について

三塔それぞれの特徴を知ってから見学するといいね。
探すときは、塔の部分が目印になるよ。

古くからある横浜の歴史建築物なので、建物だけでも見る価値があります。

キングの塔(神奈川県庁本庁舎)

キングの塔(神奈川県本庁舎)の外観

キングの塔(神奈川県本庁舎)

1番目は、王様のキング。
五重塔をイメージした、どっしりとした重厚感あふれる建物が特徴の神奈川県庁本庁舎。

昭和初期に流行した帝冠様式のはしりといわれます。
※帝冠様式(ていかんようしき)とは、1930年代に日本において推進された和洋折衷の建築様式。

県内で最初の国登録有形文化財です。
横浜港の守り神として伊勢山皇大神宮の分霊が祀られています。

見どころ
*県庁の玄関ホールで確認できる宝相華のモチーフ。
※宝相華(ほうそうげ)・・唐草文のひとつで極楽浄土に咲く幻の花といわれる。
*屋上展望台からの横浜の眺め(クイーンの塔、ジャックの塔も間近で見れる)。
見学は、平日と年に数回の本庁舎公開日のみなので注意が必要です!

他県に訪れたときに、その県の県庁舎の建物を見るのが好きです。
いつか神奈川県庁も見に来てください。

神奈川県庁本庁舎(キングの塔)
昭和3年(1928)竣工。
塔の高さ→49m
住所:横浜市中区日本大通1

▼見学レポート▼

神奈川県庁本庁舎の展望台

キングの塔「神奈川県庁本庁舎」の屋上展望台が良かった!内部見学もしてきたよ

2019年9月17日

クイーンの塔(横浜税関本館庁舎)

クイーンの塔(横浜税関本館庁舎)の外観

クイーンの塔(横浜税関本館庁舎)

2番目は、女王様のクイーン。
イスラム寺院風のエキゾチックな緑青色ドームで、気品ある建物が特徴です。
建築するときに、塔の高さは当初47m(実際は51m)。
しかし「日本の表玄関である国際横浜港の税関庁舎とするなら高くすべき」となり設計図を書き換えた経緯があるそうです。

見どころ
*横浜税関は、税関のことが学べる資料展示室(クイーンの広場)が併設されてます。
一般見学自由(無料)となっています。
見学時間 10:00~16:00(5~9月は10:00~17:00)

税関資料展示室も合わせて見学すると、意外と楽しめます。

横浜税関本館庁舎(クイーンの塔)
昭和9年(1934)竣工し、関東大震災後に再建。
3代目からクイーンの塔となる。
塔の高さ→51m(三塔の中で1番高い)
住所:横浜市中区海岸通1-1

▼見学レポート▼

横浜税関クイーンの塔の外観

クイーンの塔「横浜税関資料展示室」の見学が面白い!税関について簡単に学ぼう

2019年2月1日

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)の外観

ジャックの塔(横浜市開港記念会館)

3番目は、若者ジャック。
すらりとした時計塔が目立つ、歴史ある伝統を感じる建物が特徴の横浜市開港記念会館です。

東南に時計塔、西南に八角ドーム、西北に角ドームがある。
赤レンガに花崗岩をとりまぜた建築様式。
横浜開港50周年を記念して、市民からの寄付で建てられ、公会堂として利用されています。

見どころ
館内の2Fにあるステンドグラス。
通常時は廊下、階段、ステンドグラス、資料コーナーは見学可能。
見学時間 10:00~16:00
公会堂なので、全館貸切日は見学できない場合もある。
毎月1回一般公開が行われている。

こちらは公会堂で開催された講演会を聞きに、数回訪れたことがあります。
ステンドグラスを見ておきたいですね。

横浜市開港記念会館(ジャックの塔)
大正6年(1917)竣工(三塔の中で一番歴史が古い建物)
塔の高さ→36m
住所:横浜市中区本町1-6

▼見学レポート▼

横浜市開港記念会館の外観

ジャックの塔「横浜市開港記念会館」のステンドグラスを見学!見どころ・歴史・アクセス案内

2021年3月24日

横浜三塔のビューポイント巡り

横浜三塔が全部見れる場所には、ビューポイントのマークがあります。

場所は1、日本大通り 2、大さん橋 3、赤レンガパークの3か所です。

しかし、4か所目も登場!象の鼻パークにも目印プレートがあります。

スポットを巡ってきました。

1、日本大通り、神奈川県庁の正面

日本大通り駅に近い、日本大通りから出発!

県庁本庁舎前には、神奈川県分庁舎(東庁舎)の高層ビルがあります。
※2020年11月に竣工。

東庁舎前の地面に、ビューポイントマークを発見。

神奈川県庁本庁舎前の三塔のビューポイントプレート

横浜三塔ビューポイントプレート(キングの塔)

プレートの位置から、キングの塔を眺めます。

神奈川県庁本庁舎前から見た三塔

県庁前がスポット!

神奈川県庁本庁舎前なので、キングの塔が目立ち、残り二塔はちょこっとしか見えない(笑)。

冬場はいいけど、木々が生い茂っているときはさらに見えにくいかも。

ここから象の鼻パーク入り口は、海側にあり、信号渡りすぐです。
公園を抜けて大さん橋に行くと、次のスポットの近道です。

2、大さん橋国際客船ターミナル

大さん橋のくじらの背中と呼ばれる公園に到着!

先端の丘の上のような場所(大さん橋ホールの上)にあるので、遠いです。

大さん橋の三塔が見えるポイント

大さん橋と横浜三塔

こちらは、甲板の上にビューポイントの靴マークが描かれています。

キングとクイーンの塔は分かるけど、ジャックの塔はカメラをズームにしないと見えない!!
大さん橋は、高い位置にあるので、別にここでなくても三塔は見えます。

右側に豪華客船が停泊してるときは隠れて見えないので、船がいないときが狙い目です。

次は再び象の鼻パークに戻り、赤レンガ倉庫を目指します。

3、赤レンガパーク

赤レンガ倉庫がある赤レンガパークに三塔スポットがあります。

公園の象の鼻パーク寄りの海沿いのところに行きましょう。

赤レンガ倉庫から見える三塔とプレート

赤レンガ倉庫の近くに三塔プレート!

三塔の靴マークのプレートを見つけました。

3か所の中では、1番いい感じにバランスよく三塔が眺められます!

4、象の鼻パーク(4つ目が存在)

こちらにもビューポイントマークがありました。

一応見ておこうと思うなら、大さん橋 ↔ 赤レンガ倉庫に行くときに寄るといいですよ。

象の鼻パークから見る横浜三塔と三塔のプレート

どうやら、後から加わったスポットらしい。
大さん橋に近い、象の鼻先の方に行くと、三塔プレートを見つけることができます。

ここからジャックの塔を見つけるのは大変!
これって見えてるといえるの、、、

象の鼻パーク内でも、もっとよく見れるとこがあるので微妙。。。

1日で全部めぐりましたが、掲載写真は過去に撮影したのを含めバラバラです。

お散歩を兼ねて、ビュースポットを見つける楽しさは満喫できました。
スポットを巡る中で、ぜひ素敵な1枚を写真に収めてください。

エースのドームを加えると横浜四塔に!

横浜三塔だけでなく、横浜四塔にすると神奈川県立歴史博物館が加わります。

神奈川県立歴史博物館(エースのドーム)の外観

立派なドームの塔

神奈川県立歴史博物館の旧館の正面から、塔のドームがよく見えます。

明治37年(1904)横浜正金銀行本店として開業。
国の重要文化や国の史跡に指定されており、横浜だけでなく日本を代表する近代建築。

関東大震災では、建物の倒壊はないものの建設当初のドームが焼け落ちました。
昭和39年(1964)に当時のドームに復元しています。
※明治期の横浜を代表する建築物であることから、県立博物館の施設とするために復元。

横浜三塔にあやかり「エースのドーム」と愛称がつく。

ハマくま
三塔より古いし、威厳があるから、こちらの塔も見ておきたいね!

▼見学レポート▼

神奈川県立歴史博物館の外観

神奈川県立歴史博物館(エースのドーム)を見学!見どころ・料金は?併設カフェにも寄ってみた

2019年3月2日

横浜駅のポルタに三塔がある?!

横浜駅で横浜三塔を見るならここ(笑)。

横浜駅ポルタ地下街入り口の横浜三塔

よく見ると横浜三塔

横浜駅東口の中央通路にあるポルタ地下街へ行くための入り口です。

左からジャックの塔、キングの塔、クイーンの塔と並び、門になっています。

横浜ポルタの「ポルタ」は西洋で門という意味。
三塔は横浜港に入港する船の目印となり、門の役割を果たしました。

その名にちなんで、三塔のモニュメントが設置されたんだそうです。

横浜ポルタ経由で、そごう、スカイビル、ベイクウォーターにも行けます。

お土産は、横浜三塔の名が付くお菓子で決まり!

横浜三塔をめぐった記念にお土産を買って帰るのもいいね。

三塔土産
Monte Rosa (株)三陽物産から2種類あります。

  • 横浜三塔物語ステックケーキ(3本セット 660円)
  • 横浜三塔エレガントミルクスイーツ(20個 838円)
横浜三塔物語のステックケーキのほうを購入してみました。

横浜三塔物語ステッィクケーキ

お土産に「横浜三塔物語」はいかがですか?

横浜三塔物語のお土産

願いが叶う伝説をもとに、それぞれ味の違う3種のステックケーキ(660円)です。

箱には三塔のイラストが描かれていて可愛い~。

自分用というよりは、ちょっと洒落た手土産として喜ばれそう。

横浜三塔物語のステックケーキを皿に並べてみる

ステックケーキいただきま~す♪

家でコーヒーと一緒にいただきました。

*キングの塔はチョコ味で、チョコチップが散りばめられた濃厚ケーキ。
*ジャックの塔は紅茶味で、アールグレイの茶葉、ローストアーモンドが入っています。
*クイーンの塔はオレンジ味で、オレンジの果肉が練り込まれたしっとり食感。

三塔めぐりで足が疲れたので、帰宅後の甘いお菓子に癒されました。

まとめ

横浜三塔めぐりは、日本大通り、大さん橋、赤レンガ倉庫と観光地めぐりでもあります。
三塔が見れるポイントだけでなく、3か所それぞれ訪れた場所でもゆっくり過ごすといいですよ。
途中でランチやカフェなどしながら、楽しくめぐりたいですね。
私は日本大通りでランチを食べてました。
日本大通りから出発して、最後に赤レンガ倉庫に着いたら、ショッピングとかしてみなとみらいで遊ぶこともできちゃいます。
逆に赤レンガ倉庫から出発して、日本大通りに着いたら、中華街に寄るのもいいですね。

ハマくま
何か幸せなことが起きるといいなぁ~。
※三塔の内部見学は、当面の間は中止のようです。

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