横浜ユーラシア文化館を見学!展示物の見どころと入館料・アクセス・所要時間

建物の裏側の中庭からの入り口

日本大通りにある「横浜ユーラシア文化館」を見学しました。
同じ建物にある「横浜都市発展記念館」とセットでの見学です。
日本大通り駅直結なので、周辺を観光する前に寄るのもおすすめ。
ユーラシア文化館は写真撮影が可能になっていました。
見どころ、料金、アクセス、所要時間など紹介します。

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横浜ユーラシア文化館のアクセス

最寄り駅は、みなとみらい線「日本大通り駅」。
3番出口のすぐ横にあるので、駅直結なのがうれしい!

入り口は2つあります。

横浜ユーラシア文化館、横浜都市発展記念館の正面入り口

駅側正面入り口

最寄り駅からすぐの入り口になります。

建物の裏側の中庭からの入り口

中庭側入り口

建物裏の中庭、駐車場側からの入り口。

中庭には、横浜の歴史遺構が展示されています。

開館時間・料金・休館日

【開館時間】
9:30~17:00(最終入館は16:30まで)

※上記の時間は、パンフレットの時間を記載しましたが、現在短縮営業。
10:00~16:30となっています。

また変更があるかも知れませんのでユーラシア文化館公式HPをご確認ください。

横浜ユーラシア文化館、都市発展記念館、企画展示室の開館時間、入館料の案内板

【入館料】
一般(高校生以上)200円
小・中学生 100円
※土曜日は小・中・高校生入場無料。

企画展込みにすると、300円で横浜都市発展記念館を含め、全て見学できます。
興味ある企画展のときに訪れると各階を移動してより楽しめます。

横浜都市発展記念館とユーラシア文化館の建物の全体風景

横浜都市発展記念館の見どころと入館料は?歴史遺構紹介!最寄り駅からのアクセス抜群

2020年9月11日

【休館日】月曜日、年末年始他

各階の案内と所要時間

建物は1階~4階まであります。

各階施設のフロアマップ
施設のフロア案内

1階 受付(チケット売り場)、ミュージアムショップ、旧第一玄関
2階 横浜ユーラシア文化館
3階 企画展示室
4階 横浜都市発展記念館

横浜ユーラシア文化館、横浜都市発展記念館、企画展と全てめぐった所要時間は約1時間半ほどでした。

ユーラシア文化館のみですと、20分~30分くらいです。

横浜ユーラシア文化館とは

2003年(平成15年)にオープン。

東洋学者 江上波夫氏が横浜市に寄贈したユーラシア諸文化の資料が展示。

約2,500点の歴史・考古・美術・民族資料、約2万5千冊の文献資料をもとに開館したミュージアムです。

横浜ユーラシア文化館の案内マップ

館内マップ

ユーラシアとは、ヨーロッパとアジアを合わせた大きな地域のこと。
日本もユーラシアに含まれます。

豆知識
*世界の6大陸とは?
ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、南極大陸があります。
ユーラシア大陸は、世界の中でも1番大きい大陸です。

*ユーラシア(Eurasia)という名前
ヨーロッパ(Europe)とアジア(Asia)を合わせた言葉です。

ユーラシア各地の文化資料、美術品などを「砂漠と草原」「色と形」「技」「装う」「伝える」などのコーナーに分けて展示しています。

横浜ユーラシア文化館の見どころ

以前は写真撮影ができなかったようです。

今はできるようになり、展示室のところにも写真撮影OKマークが付いていました。

展示室前はモンゴル文化

2階のエレベーターを降りると、モンゴル文化に遭遇。

展示室前にあるモンゴルの家具

展示してあるのは、モンゴルの遊牧民が使用しているゲル(移動式住居)の中に置かれている家具のようです。

ゲルの家具や柱に描かれた文様のうちのいくつかは、チベット仏教に関係があるといわれているそうです。

触れることはできませんが、モンゴル衣装やゲルの写真を見て雰囲気を楽しみました。

横浜ユーラシア文化館展示室入り口の外観展示室入り口前の様子です。

常設展示室

横浜ユーラシア文化館の展示室内の様子

ギリシャ、ローマ、西アジア、東南アジア、中国、朝鮮半島など。
ユーラシアのさまざまな国の文化遺産が展示されています。

1、砂漠と草原がテーマの展示

今から約1万年前、人は野生動物を飼いならし家畜化しはじめます。

中でも馬は特別な存在だったそう。

砂漠と草原エリアの展示品

犬、ヤギ、ヒツジ、豚、牛、ラクダ、馬など性質に応じて、狩り・食用・運搬など人間の生活に欠かせない存在となります。

身近な動物たちをかたどって、お護りや首飾り、生活用具の装飾にも用いられます。

2、色と形がテーマの展示

ユーラシアの異なる文化の中で、民族の個性が色や形で表現されています。

色と形のエリアの展示品国や文化が違っても、影響関係の中で、共通の好みも見えてくるんだとか。

中でも植物、動物は古くからデザインに取り入れられ、生活用具を趣あるものにしてきたそうです。

それぞれの国の、陶器の色や装飾、形を見て文化や時代を感じることができました。

3、技がテーマの展示

周りの自然環境の中で選びだした材料で、さまざまな加工技術を編み出します。

技のエリアの展示品金属、革、木、石、ファイアンス、紙などから加工された作品が並んでいます。

4、装うがテーマの展示

人は衣服をまとうだけでなく、デザインや装飾を選んでいます。

装うのエリアの展示品文化を伝える役割もある民族衣装には地域・気候・宗教・風習による多様性があります。

タイの山岳民族の衣装なども置いてありました。

5、伝えるがテーマの展示

人は音声だけでなく、文字も用いてメッセージを伝えます。

伝えるのエリアの展示品文字は字形や読み方を変化させながら、民族から多民族へと拡大。

絵も添えることで伝達内容が豊かになり、視覚的イメージの幅を広げたそうです。

その他見どころ

シュメールの世界の展示品

シュメールの世界と粘土板

楔形文字粘土板文書
今から5000年以上前、メソポタミア南部に都市国家を築いたシュメール人が、楔形(くさびがた)文字を発明したといわれます。
※はっきりとは分かっていません。

文字を湿った粘土に、葦の先の先端を削った筆を押し当て、文字を刻みつけて記録していたそうです。
乾燥させると粘土板はかなりの硬さになり、長く保管できます。

ユーラシア大陸の各地のコインの展示品

ユーラシア大陸各地のコイン

ユーラシア大陸の展示地図

ユーラシア大陸の地図

遺跡や墳墓がある場所、現代の都市などが記されています。

ハマくま
年に1~2回、部分的に展示替えをしているそうなので、大きくは変わらないとは思いますが、展示内容は変更する可能性があります。

展示室には、図書室もありました。

まとめ

ユーラシアという視点から見学する展示施設は、初めてでした。
範囲が広すぎると感じつつ、興味津々で鑑賞しました。
ミュージアムショップを見るのも楽しみにしていたのですが、コロナの影響のようで、ほとんど置いていなかったのが残念。
また期間を置いて、面白そうな企画展があれば、ついでに訪問したいと思います。

ハマくま
開国により、異国の文化を取り入れてきた横浜ならではのスポットでした。

施設の情報

  • 施設名:横浜ユーラシア文化館
  • 住所:横浜市中区日本大通12
  • 開館時間:9:30~17:00
    ※現在は変更あるので公式サイトご確認ください。
  • 休館日:月曜日、年末年始
  • 横浜ユーラシア文化館公式サイト

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