横浜みなと博物館(みなとみらい)を見学し、併設レストランにお土産と楽しんできた!

横浜みなと博物館の外観

みなとみらいの日本丸メモリアルパークにある「横浜みなと博物館」を訪れました。
平成21年(2009)横浜開港150周年事業で旧・横浜マリタイムミュージアムをリニューアルして誕生。
横浜港をテーマにした博物館で、展示が充実しており見どころがあります。
柳原良平アートミュージアムも併設されているので、両方合わせて楽しめますよ。
お土産店やレストランにも寄ったのでそちらも紹介します。

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横浜みなと博物館のアクセス

日本丸メモリアルパーク入口(桜木町駅側)は、汽車道の隣にあります。

横浜みなと博物館は、帆船日本丸の目の前。

日本丸メモリアルパークの入口

日本丸メモリアルパークの入口。この先に博物館があります。

・JR「桜木町駅」から行く場合(徒歩5分)
南改札からみなとみらい側(東口)に出たら、正面にある信号を渡ります。
進んでいくと再び信号があるので、そこを渡るだけ。

・みなとみらい線「みなとみらい駅」から行く場合(徒歩5分)
駅を降りてクイーンズスクエアの長いエスカレーターを上ります。
降りたら、まっすぐ先にある扉から外に出ます。
歩道に出たら右に進んで行き、最初の横断歩道を渡れば日本丸メモリアルパークに到着!
桜木町駅とは、反対側の公園入口(ランドマークタワー側)になります。
※こちらからだと、みなと博物館は日本丸の裏手にあります。

他にも行き方はありますが、最短距離は上記のような感じです。

日本丸メモリアルパークの記事にもアクセス記載してます。

日本丸メモリアルパークのアクセスと見どころ案内!写真撮影しながらお散歩

2021年1月30日

横浜みなと博物館の入館案内

開館時間は、10:00~17:00(季節により変動あり)。

博物館に入ると入口付近に、コインロッカー(100円入れ戻ってくる)がありました。
ベビーカー置き場もあります。
チケットは帆船日本丸の前(外)や博物館内チケットカウンターで購入できます。

横浜みなと博物館の館内案内地図

入館料

横浜みなと博物館と帆船日本丸の共通券、どちらかの1つの単館券とがあります。
両方見るなら共通券(博物館&日本丸)の方がお得。

共通券 単館券
一般 600円 400円
65歳以上 400円 250円
小・中・高生 300円 200円

※小・中・高生は土曜日だと共通券が特別料金で100円!

詳しい情報は横浜みなと博物館公式HPをご確認下さい。

所要時間について

博物館の所要時間は、じっくり展示を見ていると約2時間は掛ります。
どれだけ興味を引かれるのがあるかにもよりますが、、、

帆船日本丸も一緒に、適度に見てまわるとして約2~3時間くらい。
さらりと見るならもっと短くできます。

横浜みなと博物館の見どころ

1階正面入口を入ったら、左に行くとチケットカウンターがあります。

博物館内での写真撮影、飲食は禁止されています。
入場しない外側部分なら、撮影してもよいとのことでした。

横浜みなと博物館の入場口

チケット購入し、いざ見学~(^^)。
最初は半地下のとこに、床一面に空から撮影した横浜港&市内の写真があります。
圧巻の光景だよ。
知っている場所(赤レンガ倉庫とか)があれば探して、けっこう楽しめる!

常設展を見るために地下に降りて行きます。
「歴史と暮らしのなかの横浜港」がメインテーマです。

常設展(横浜港の歴史ゾーン)

横浜港の歴史を学ぶエリアからスタート。
7つに区分(黒船来航~現在まで)されており、短く歴史をまとめてみました。

  1. 開港前後の横浜
    横浜村が黒船ペリーの来航により開港し、貿易が始まるまで。
    黒船のジオラマがあり、双眼鏡でペリーを探す遊びもできます。
  2. 近代港の建設(明治後半~大正初期)
    貿易が増えたことで、港の建設工事が行われる。
    大さん橋→新港ふ頭と横浜港が近代化されていく様子が分かる。
  3. 関東大震災と復興
    横浜港は関東大震災により壊滅的被害を受ける(写真があります)。
    日本の最重要港であったことで、復興は早かった。
    1930年代には、京浜工業地帯が誕生。客船の黄金時代を迎える
  4. 戦争と接収
    太平洋戦争が始まり、海外定期航路は休止(港は国の統制下となる)。
    昭和20年(1945)横浜は大空襲にみまわれる。
    敗戦後は、いたるとこ進駐軍に接収。
    昭和26年(1951)横浜港は、国から横浜市に港湾管理が移る。
  5. 高度成長と港の整備
    横浜港は貿易貨物の量が急激に増えたので、大規模な埋め立てを行う。
    定期客船航路も復活。
    昭和懐かしのヨコハマ歌謡曲も紹介されています。
  6. コンテナ輸送時代のはじまり
    1960年代にコンテナ船が登場し、海上輸送の主役となる。
    定期客船の時代は終わり、観光を楽しむクルーズ船が寄港するようになる。
  7. 国際競争力の強化
    大規模コンテナターミナルを建設、国際的に競争力のある港を目指していく。

1~7の時代を順番にめぐることで、横浜が発展していく様子を詳しく知ることができます。

横浜港の歴史を知るには、ボランティアガイドに案内してもらうのが分かりやすいです。
ボランティアの配置状況や混雑具合にもよるそうですが基本毎日(1/1~3のぞく)。
休日は入口付近に案内受付(無料)がありました。

横浜みなと博物館内部の案内写真

常設展(横浜港の再発見ゾーン)

こちらは、6つのテーマに分かれています。
1、港のしくみ  2、築港 3、港運 4、海運 5、造船・修繕 6、暮らし・環境
港の役割、貨物積み下ろしの移り変わり、輸出入貨物、造船所など港の仕組みについて、さまざまな角度から学べます。

とくに面白かったのが、横浜港の小型船を操縦するシミュレーション体験!
横浜港を再現した映像の中で、船を操縦。
みなとみらいコースと大さん橋コースが選べました。

スタッフが付き添って誘導してくれるので安心です。
無事たどり着くと航海達成認定証をもらえます。

他に横浜港を発見するための大画面映像もあり、なかなか楽しめます。

常設展は各エリアに、時代を代表する船の大型模型があちこちに点在していました。
特別展示室やライブラリー(図書館)もあります。

柳原良平アートミュージアムも併設

常設展を見たあとエスカレーターで、1階に上がります。

柳原良平アートミュージアムは、平成30年(2018)にオープンしました。

横浜みなと博物館&柳原良平ミュージアムのパンフレット、記念スタンプなど

パンフレットや記念スタンプなどにも柳原良平アート。

横浜の港や船を愛したデザイナー画家 柳原良平
毎日船を見たいと、横浜山手に住んでいました。
サントリーのトリスウイスキーのCMでおなじみだったアンクルトリスのおじさんが有名。

ご遺族が横浜市に寄贈した作品を常設展示しています。
イラスト多数あり。
柳原良平が生前に愛用していたグッズ、ポスター、油彩画、絵本、切り絵、漫画など楽しめます。

年に数回、テーマを決めて展示替えを行っているそうですよ。

ペーパークラフト教室

博物館を見学してる途中、ペーパークラフト教室が開催されているのを発見!
面白そうなので、参加しちゃいました。

土曜日→船の折り紙教室
日曜日・祝日→船のペーパークラフト教室
※除外日もあるようなので、詳しくは公式HPをご確認ください。
ペーパークラフトで作製した帆船日本丸

帆船日本丸とペリーの黒船が選べて、日本丸にしてみたよ。
所要時間20~30分くらいです。

紙から外して立体にするだけ!ちゃんとサポートスタッフも側にいます。
博物館専用のビニール袋に入れて持ち帰れば、手作りのお土産に変身。

こちらで作製したのは、ミュージアムショップにも売っていました(200円ちょと)。
無料で参加できたので、得した気分になったよ。

横浜みなと博物館ミュージアムショップでお土産探し!

港や船に関するグッズ、博物館オリジナル商品が売っています。

こちらは、博物館を見学しない方でも無料で入れます。

横浜みなと博物館のミュージアムショップ外観

お土産店にあったもの
*柳原良平グッズ
*マリングッズ、帆船日本丸記念切手、絵葉書
*ペーパークラフトをはじめ船模型の作製キット
*博物館オリジナルお菓子など

横浜みなと博物館公式サイトにお土産の一部が紹介されています(通信販売あり)。

柳原良平アートミュージアムグッズの展示品

柳原良平アートミュージアムのグッズ見本

柳原良平グッズは多数あり。
ロゴが入ったボトル、マグカップ、作品のクリアファイル、オリジナルボールペン、
ピンバッジ、缶バッジ、複製画、記念切手、ありあけのハーバー記念版など。

購入したお土産

アートミュージアムに展示されていた、柳原良平の作品が描かれたクリアファイルでも買おうかな~と思ってたんだけど、、、

柳原良平ミュージアムエコバックのお土産

柳原良平のエコバック440円を衝動買いしちゃった。
アンクル船長のロゴがかわいい♪

色は6色(赤、ピンク、オレンジ、緑、水色、黒)ありました。

併設レストラン(gill&sea table AKITO)

ミュージアムショップの隣には、イタリアンレストランがあります。
見学してから、ランチやカフェをしたい場合に便利。

店名は、gill&sea teble AKITO(グリル&シーテーブル アキト)。

横浜みなと博物館併設レストランの外観

レストラン外からの入口です。
中からだと、ミュージアムショップ(お土産店)を通り抜けて行けます。

お店の営業時間は10:00~22:00
・ランチタイムは10:00~14:00(土日・祝日は15:00まで)
※ランチセットは11:00からと記載されている看板がありました。
・カフェタイム14:00~17:00(土日・祝日は15:00から)
・ディナータイム17:00~22:00(L.O.フード21:00、ドリンク21:30)
定休日は月曜(祝日の場合は翌日)

ランチのメニュー表

メニュー表
ランチセット 平日980円、土日・祝日1,280円(税込)
パスタランチ(好きなパスタ、日替わりサラダ、本日のスープ、ドリンク)
ピザランチ(好きなピザ、日替わりサラダ、本日のスープ、ドリンク)

他にお子様プレート、トルティーアサンド、単品料理、デザートなど。
アルコールも全時間帯、注文できるみたい。

夜は予約制のようで、gill&sea teble AKITOみなとみらい店の公式サイトで確認できます。

窯焼きピザランチを注文

テーブル席とソファ席があり、ソファに座ってみました。

ソファ席はすべて窓側にテーブルがあって、帆船日本丸を見ながら食事が楽しめます。
1人で贅沢に座りましたが、2人で座れます(カップルによさそうな雰囲気)。

ピザランチセットとレストラン窓からの眺め

レストランの窓の外は、帆船日本丸。

ドリンクは、食事と一緒又は食後と選べました。
先にサラダとスープが来たので、半分食べちゃいましたが、ピザが来たところを写真にパチリ!

窯焼きピザは、しらすとアンチョビにしました。
ピザカッターが付いていて自分で切り分けて食べます。

帆船日本丸を眺めながらの食事はゆったりしていて、くつろげました。

窓付近にろうそくが置いてあったので、夜は幻想的で素敵な感じになりそう。
アルコールとおつまみ、ピザなど頼んでまったり過ごせるね~。

まとめ

横浜港がたどってきた歴史を順番にめぐることで、近代化されていく横浜を知ることができました。
昔の映像や写真、残された資料など、どれも興味深くて勉強になります。
特別展もありましたが、そこまで見る余裕はありませんでした。
常設展だけでも、全部の展示をしっかり見ていくのは大変なのでまた再訪したい場所です。
期間を空けて訪れたら、新しい発見がありそうです。
帆船日本丸と博物館を見学したあとに、併設レストランでゆっくりするのもおすすめ。

ハマくま
横浜とは、港が開港したことで栄えたのだと改めて認識したよ!
帆船日本丸の外観

帆船日本丸はみなとみらい観光におすすめ!船内めぐりでかくれた動物探しも面白い

2019年5月4日

施設の情報

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