横浜関内・馬車道にあるうなぎの老舗「割烹蒲焼わかな」でランチ。
2階(食堂)と3階(お座敷)があり、予約なしで行ける食堂へ。
主に上鰻重、うな丼がメインで、小丼もありました。
うな丼は、とても熱々なのがおすすめで、ご飯のボリュームもあります。
お店の行き方、駐車場についても紹介。
横浜「割烹蒲焼わかな」の場所
JR、市営地下鉄「関内駅」から近いです。
老舗の立派なビルです。
黒を基調とした、シックで敷居が高そうな外観。
白い暖簾の店名は、お店の名を知らないと「わかな」とは読めないかも。
お店は建物の両側(表・裏)から入れます。
大通り(尾上町通り)に面した側は、お店の看板から入口まで細い路地を進みます。
最寄り駅はJR、市営地下鉄「関内駅」。
みなとみらい線なら「馬車道駅」になります。
【JR関内駅から行く場合】
JR「関内駅」北口を出て、JR線の高架を目印にまっすぐ「桜木町駅」方面に歩くとお店に到着。
沿線沿いにあるので、探しやすいかと思います(徒歩約2分くらい)。
駐車場について
お店専用の駐車場はありません。
お店の目の前に、吉田橋駐車場(有料)があります。
公式HPにも『提携はしておりませんが、店の前に吉田橋駐車場がございます』と記載あり。
老舗うなぎ屋「わかな」について
明治5年(1872)創業、横浜を代表する老舗うなぎ店。
公式HPに歴史・由来について書いてありました。
銘菓「亀の子煎餅・若菜屋」の長男として生まれる。
元来の遊び人で煎餅やをきらい、家を継がなかったそう。
ある日、ひょんなことから、お金に困った鰻の職人二人を助け面倒を見たことから、 職人が恩を感じ「一生懸命働きますから、鰻やを始めたらどうですか」とすすめられ、 それではやってみようかと始めたことが創業の始まりなんだとか。
日本で最初の鉄道が横浜・新橋間に開通した頃の話です。
各代の当主達は、料理職人としての矜持をもって、ひたすらに“うまい味”を求め、暖簾に染み込ませ伝承してきたそうです。
現在は六代目、代々受け継がれた味が楽しめます!
【フロアについて】
*2階(食堂)
*3階(お座敷・会席料理)
3階のお座敷には、20年くらい前に連れて行ってもらったことがあります。
だいぶ前なのでうろ覚えですが、コース料理を楽しみました。
予約できるのは3階のみで、別途サービス料がかかります。
階段又はエレベーターで2階へ。
伝承の美味だけでなく、器の美、空間の美、書画骨董の造詣の深さも大事にしているそう。
店内をじっくり観察してみるのも良いですね。
2階の様子について
休日に2人で訪問しました。
開店して5~10分後くらいにお店に到着。
余裕かと思ったら混んでいて、2階メインの広々としたテーブル席はすでに満席でした。
記帳台に名前を書いて待ちます。
しばらくして、2階の小部屋の方に案内してくださりました。
席に着くと、ほうじ茶が提供されました。
時々、お茶を継ぎ足しに来てくださります。
香りが良い深緑の山椒が、卓上に置かれていました。
かけ過ぎ注意ですが、しびれる辛さが好きです。
お会計は、テーブル席に置かれた札をレジに持参するスタイルでした。
わかなのメニュー
2階食堂のメニューです。
看板と思われる人気メニューは「鰻丼」や「上鰻重」。
ほとんどのお客さんが、鰻丼又は上鰻重を注文していました。
鰻丼、上鰻重に漬物は付いてきましたが、汁物は付かないです。
汁物が欲しい場合は、単品注文する必要があります。
- うなぎ
鰻丼、小丼、上鰻重
蒲焼、上蒲焼、白焼 - その他
やきとり丼、親子丼、松花堂 - 汁物
きも吸い、赤だし、上吸物 - 一品料理
おつまみ、おさしみ、酢のもの、煮物、口がわり
やきとり、もつ焼き、つくね焼き、お新香
会席料理(全て蒲焼ご飯付き)も頼めます。
※料理の数で値段が異なるようです。
ドリンクは、酒、冷酒、ビール、ジュース、サイダー、ウーロン茶。
*鰻丼折
*上鰻重折
*蒲焼1人折
*山椒
(鰻以外の焼物のお持ち帰りもできるようです。)
割烹蒲焼わかな公式HPでもメニュー(お品書き)が確認できます。
注文した鰻丼と上鰻重の違いは?
「鰻丼」と「上鰻重」を注文し、きも吸いを付けました。
注文してから、席で待つこと20分ほど。
うな丼
最初に漬物、吸い物が運ばれて、お待ちかねの「鰻丼」です。
丼を触ると、かなり熱々なので、うなぎに期待が高まります♪
丼ぶりの蓋を開けると、うなぎが2枚登場。
ふわふわのうなぎで香ばしく、タレの絡まった熱々のご飯も美味しい!
ご飯はボリュームがあります。
常連さんと思われる女性は「ご飯は少な目で」とお願いしていました。
どれくらいか想像できなかったので、通常のまま注文。
結果ちょっと多かったので、次はご飯少な目がいいな。
最後の方まで、温かくご飯が食べれるのはうれしかったです♪
猫舌の連れは、丼のご飯は熱すぎると言ってました。
小食なら、そちらでも良いかも。
別の単品料理と組み合わせて、小丼にするのもいいね。
上鰻重
連れは「上鰻重」を選択。
こちらは、うなぎが3枚です。
うな丼とうな重のうなぎは一緒とのことなので、枚数の違いのようです。
うなぎを存分に食べたいなら、上鰻重がいいね♪
うなぎの産地を聞いたら、訪問した日は愛知県産とのことでした。
きも吸い
単品で別途注文した、汁物は「肝吸い」。
具はシンプルに肝と白髪ネギのみで、美味しかったです。
まとめ
地元の有名店!横浜関内では、うなぎ屋さんといえば「わかな」。
日本料理(会席料理)のフルコースもあるので、特別な日やおもてなしにも良さそうなお店。
休日の昼間だったので、かなり混んでいました。
熱々のご飯を楽しみたいなら、うな丼おすすめです。
ご飯の量は多めなので、小食の方はご飯少なめ選択も可能です。
お店の情報
- 店名:割烹蒲焼わかな(かっぽうかばやき わかな)
- 住所:横浜市中区港町5-20
- 営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)
- 定休日:公式HPのカレンダーにて確認
- 割烹蒲焼わかな公式サイト