ブリキのおもちゃ博物館(トイ・ストーリーの原点)見どころと一年中クリスマスのお店

ブリキのおもちゃ博物館の外観

横浜山手の西洋館が集まる人気エリアに「ブリキのおもちゃ博物館」があります。
博物館と言ってもこじんまりとしたかわいいお店。
同じ敷地には「クリスマストイズ」という一年中クリスマスのお店もあります。
ブリキのおもちゃ&クリスマスグッズを合わせて楽しんできました。

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ブリキのおもちゃ博物館のアクセス

横浜外国人墓地や山手資料館の近くです。
山手資料館と横浜山手聖公会の教会堂の間の道を、少し進んだとこにあります。

古い洋館を改装してできた博物館。

ブリキのおもちゃ博物の地図

おすすめの行き方
*元町中華街駅(電車)→アメリカ山公園→山手本通り→博物館
*港の見える丘公園(バス)→山手本通り→博物館

<交通アクセス>
電車の場合
・みなとみらい線「元町中華街駅」6番出口(アメリカ山公園経由)徒歩5分
・JR根岸線「石川町駅」南口より徒歩15分
バスの場合
・JR桜木町駅よりあかいくつバス「港の見える丘公園」下車 徒歩5分
・JR桜木町駅より神奈中バス「元町公園」下車徒歩1分

ブリキのおもちゃ博物館の見どころ

店内に入るとお土産ショップがあります。
TOYS CLUBというお店で、ブリキのおもちゃ、雑貨などオリジナル商品が陳列。

その奥が博物館の入口になっていました。

ブリキのおもちゃ博物館のお土産売り場

ショップだけ見ることも可能。
レトロなブリキもあり、お部屋のインテリアとして購入できます。

以前来たとき(だいぶ昔)はたまたま見つけて入ったので、お店のグッズだけ眺めて帰りました。

今回は展示してあるブリキ玩具をしっかり見学!

博物館の入館料
大人200円、小・中学生100円(団体割引あり)

写真撮影はOKとのことでした。

博物館の歴史

昭和61年(1986)4月に北原照久(きたはら てるひさ)が開館した博物館
ブリキのおもちゃコレクターとして世界的に知られています。
「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としてTVにも出演。
知り合いの家でインテリアとして飾られていたブリキのおもちゃに出会ったことで、興味を持ち1973年頃から収集を始めたんだとか。
「多くの人達にコレクションを見て楽しんでもらいたい」との思いがあふれる博物館です。

1890年代~1960年代にかけて、
おもに日本で作られたされた約3,000点のブリキのおもちゃを常時展示しています。

ブリキのおもちゃがたくさん

入場すると、ガラスケースの棚にブリキ玩具がぎっしり飾ってありました。
珍しいブリキ玩具をじっくり見ることができます。

まだ生まれていない時代なのに、アンティークなおもちゃ達にどこか懐かしさを感じます。

ブリキのおもちゃ博物館の内部

アメリカスタイルのレストランと駐車場の模型に、ブリキ製の車が置いてあります。

復刻版のブリキ人形もありました。

展示品は、人形、動物、アニメキャラクター、乗り物、ロボットなど棚ごとに分かれています。

ブリキのおもちゃ博物館の内部

明治・大正・昭和初期の日本のブリキ玩具がたくさん!

時代ごとのブリキは、少しずつ違うなぁ~と感じさせられました。
外国製のブリキのおもちゃ(ドイツが発祥国)もありますよ。

ブリキのおもちゃの歴史
ブリキはオランダ語のブリク(blic)からきている。
日本にブリキ板が輸入されたのは明治7、8年頃で、はじめは石油缶などに利用されていた。
ドイツなどからブリキ玩具が輸入されたことで、日本でも製造される。
やがて日本もブリキ玩具の主な生産国になる。
しかし1960年代後半からプラスチックや超合金に地位を譲り、次第に姿を消してゆく。

明治初期に、外国製のブリキのおもちゃを見ようみまねで作ったのが始まりといわれるそう。
当時は高価な物であったため、百貨店で高級品として販売。
8割は外国向けに製造されたんだとか。

手作りの時代の、精巧にできた味のある玩具の数々に目を奪われます。

映画「トイ・ストーリー」が誕生した場所!

ブリキのおもちゃ博物館の訪れたトイストーリー監督の写真

映画「トイ・ストーリー」のジョン・ラセター監督もこちらの博物館を訪れたそうです。
おもちゃを見て「まるで生きているようだ!」と感激して、トイストーリーを思いついたと記されています。

「カーズ」公開で日本に来たときも博物館に寄ったとのこと、2度も訪れたなんてすごいね。

映画トイストーリーのキャラクターにに似たブリキ

トイストーリーに登場するキャラクターのスリンキードッグ。
お腹の部分がバネでできています。

ガラスケースの2段目の犬がモデルですかね~。

展示されているブリキのおもちゃを見て、最初は生きているようには見えなかったので、
ゼンマイ仕掛けの動かしたおもちゃでも見せてもらったのかな~?なんて軽く考えたけど、、、

よ~く見てるとなんだかコミカルで、生きてるっぽく見えてきた(笑)!
当時の職人技の光るおもちゃの良さが、ちょっと理解できたかも。

ブリキのおもちゃができるまでの工程

ブリキのおもちゃができるまでの工程図

ブリキのおもちゃができるまでの工程が、分かりやすく説明されていました。
ブリキ板を立体化させていくのですね。

なるほどと思ったよ!写真でなく、ぜひ実物を見てもらいたいです。

定員さんに頼めば、動かしたブリキのおもちゃも見せてもらえるみたい。

会えたらうれしい看板犬

博物館には、本物の犬とインコがました。

博物館の看板犬

博物館で気持ちよさそうに寝ころんでいるわんこ♡
おとなしくて、近くに寄っても起きることなくごろごろしています。

この後お客さんと記念写真を撮るために起きましたが、またすぐにバタンと横になっちゃいました。
いつもいるかは分かりませんが、アイドル的存在でかわい~よ。

クリスマストイズ(一年中クリスマスのお店)も行ってみた

ブリキのおもちゃ博物館の隣、同じ敷地にある少し奥の建物です。

店先にはサンタクロースや大きいクリスマスリースが飾られていました。
たしかに、ここだけクリスマス!

一年中クリスマスのお店の外観

一年中クリスマスということで、なんだかわくわくしますね♪

お店の入口扉には、クリスマスまであと○○日とカウントダウンの看板が掛けられています。

一年中クリスマスのお店の店内

店内は、クリスマスグッズのオンパレード。
眺めているだけでも楽しめますが、記念にクリスマスツリーの飾りやかわいい小物を探して買うのもいいね。

奥にクリスマスツリーも飾ってありました。

お店の方が「良かったら写真を撮りますよ」と言ってくださいました。
ツリーと一緒に記念撮影もできます♪

まとめ

ブリキのおもちゃ博物館はさらりと見れてしまうので、あまり時間はかからないです。
マニアはじっくり見るかもね。
昔のブリキのおもちゃってどんなだったんだろう?と興味を感じるなら、ぜひ訪れて見てください。
トイストーリーの監督も訪れたのかと思うとなんだかうれしい!
博物館とは関係なく、ブリキやクリスマスグッズのお土産を求めて行くのも良さそうです。
クリスマスの時期に関係なくクリスマス商品が買えるのもいいですね。

ハマくま
港の見える丘公園や山手西洋館を見学するついでに、こちらも寄れちゃいます。

施設の情報

  • 施設名 :ブリキのおもちゃ博物館&クリスマストイズ
  • 住所  :横浜市中区山手239
  • 開館時間:9:30~18:00(土日・祝日~19:00)
  • 休館日 :年中無休
  • ブリキのおもちゃ博物館公式サイト

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