横浜美術館(アクセス・料金は?)と「カフェ小倉山」で芸術に浸る半日を過ごそう

横浜美術館の外観

横浜美術館は、平成元年(1989年)に横浜博覧会のパビリオンとして誕生しました。
その後、正式に開館し、今では横浜を代表する美術館として有名です。
みなとみらい地区の中心に位置するとこにあり、高層ビル群のなかで癒しの空間になっています。
美術館にはあまり行かなくても、数えきれないくらい何度も前を通っています。
今回は散歩コース途中の横浜美術館を見学して、美術館併設カフェも利用してきました。

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横浜美術館の場所とアクセス

みなとみらいの中心にあります。

横浜美術館に行く途中の橋

横浜美術館はグランモール公園にあり、目の前はマークイズみなとみらい(商業施設)です。
(写真左の建物→横浜美術館 写真右の建物→マークイズみなとみらい)

一番近い駅はみなとみらい線「みなとみらい駅」です。

電車でのアクセス
・みなとみらい線「みなとみらい駅」3番出口から「マークイズみなとみらい」経由で約3分

みなとみらい駅改札を出ると「マークイズみなとみらい」が駅と直結しています。
駅前広場B4Fからエスカレーターもしくはエレベーターで1F上がります。
ランドマーク口、中央美術館口から外に出れば、横浜美術館があります。

・JR・市営地下鉄「桜木町駅」から動く歩道を利用し約10分
ランドマークプラザを通り抜けたら左に曲がり、写真の橋を渡ると左手に横浜美術館があります。

バスでのアクセス
・「桜木町駅」から市営バス156・292系統で「横浜美術館」下車。
・あかいくつバスMルートなら「みなとみいらい大通り」「みなとみらい駅前」で下車し約3分。

横浜美術館の入場料金は?

横浜美術館は企画展コレクション展があります。

企画展の料金は展覧会ごとに異なるそうで、公式ホームページでの確認が必要です。
だいたい1,500円とか1,600円あたりです。
もう少し割引き希望なら、前売り券を買うといいですよ。

※企画展のチケット購入で、コレクション展も観れます。
※企画展観覧済みのチケットを取っておくと1年間の間に1回ですが割引サービスになります。

コレクション展のみ・・大人500円、大学・高校生300円、小学生以下無料です。

開館時間・休館日

10:00~18:00(最終入館は17:30)

【休館日】木曜日、年末年始

※開館日・時間は展覧会により異なる場合もあります。

横浜美術館について

横浜美術館の建物は、日本を代表する建築家、故・丹下健三により設計。

横浜美術館フロア案内
1F 駐車場フロア
2F 正面入り口フロア(チケット売り場、ミュージアムショップ、カフェなど)
3F 展示室フロア(入口から入って左手がコレクション展、右手が企画展と分かれてます)

外からの入口として、美術情報センター、子供や市民のアトリエなどもあります。

※美術情報センターは、約11万冊の蔵書がある美術図書室です。

幕末明治以降の横浜にゆかりの深い作家やダリ、マグリット、セザンヌ、ピカソなど19世紀後半~現代にかけての国内外の美術品12,000点以上を所蔵している。
これらは「コレクション展」で紹介されています。

ハマくま
コレクション展だけでも、ゆっくり観てまわってたら見応えあったよ。

さっそく美術館の見学!

美術館の入口を入るとチケット売り場があります。
コレクション展を購入。

横浜美術館1階の吹き抜けエントランス

1階フロアは、吹き抜けのエントランスがステキな空間です。

左右は階段状に展示物があり、圧巻の光景です(ここだけならチケット買わなくても眺めることできます)。

でも、写真撮影したい場合は注意してくださいね。
入口から入って左手のコレクション展の方は撮影可能ですが、企画展は撮影禁止となっています。

では、2階に上がります。

コレクション展入口

コレクション展の入口です。

コレクション展の展示内容も時期により異なるそうです。

展示内容は変更されるので、ブログで公開したのが毎回あるとはかぎりません。
ペリー来航時の絵

わお~、横浜開港のきっかけとなったペリー提督が横浜に上陸したときの絵です。
写真でなく本物が観れて感動!

ペリー提督横浜上陸の図」油絵画の作者はペリー艦隊に随行して来日したB.Wハイネでないかとされる。

沖合にはアメリカの黒船が並んでます。
日本は鎖国状態の江戸時代でしたので、歴史的大事件の日ですね。

私が訪ねたときのコレクション展は、おもに明治期の絵が多くありました。

横浜美術館の展示室

展示室の様子です。絵画だけでなく壷とかもありました。

横浜美術館2階フロア

展示室1、2、3、写真展示室と4つのエリアに分かれてました。

横浜は日本の写真発祥の地のひとつでもあることから、写真のコレクションも充実しているそうです。
(企画展の展示室も含めると展示室は全部で7つあります)

ここは展示室をつなぐ廊下になります。

横浜美術館の展示室の広い空間

展示室や廊下には所どころに椅子が置いてあります。
ちょっと一休みしながら絵の空間にゆっくり浸ることができて、贅沢な気持ちになります。

左の屏風絵に注目!

下村観山の「小倉山」の屏風

下村観山(しもむらかんざん)の「小倉山(おぐらやま)

観山36歳のときの作品です。
横浜の本牧に終の棲家を構えたことで横浜ゆかりの画家となっています。
※下村観山・・明治~昭和初期の日本画家(明治6年生まれ、本名は晴三郎)

平安時代に藤原忠平が詠んだ百人一首の和歌を屏風絵にしてます。

「をぐら山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ」
訳・・小倉山の紅葉よ、もし心があるならば、今一度行幸があるまで散らずに待っていてほしい。

※行幸(ぎょうこう)・・天皇の外出

横浜美術館2階からの美術品の眺め

2階からの眺めです。

写真で見るより、実際のほうが広々としています。

ハマくま
芸術作品をゆっくり見てたら、お腹が空いてきちゃった。

カフェ小倉山(Café小倉山)は落ち着いて過ごせます

1階の「カフェ小倉山」でお昼を食べながら、お茶でもしましょ。

カフェとミュージアムショップは同一店内で、外の広場側にも入口があります。

カフェ小倉山の入口

白を基調とした細長い店内。

窓側に座れば、外を眺めながらゆったりとランチ&カフェタイム。
鑑賞後だと、窓からの景色までもが芸術作品を見ている気分になっちゃいます。

カフェのとなりのミュージアムショップでは、アートグッズのお土産探しもできます。
美術に関するポストカードは種類が豊富でした。

平日でカフェにはあまり人がいませんでしたが、この日のショップは人がたくさん。

スモークのセサミサンドイッチ

ランチとしてセサミブレッドのスモークサンド 730円を選びました。
黒ゴマ入りのパンにスモークとチーズ、サラダ菜と玉ねぎでさっぱりとした味です。

食事(軽食)はサンドイッチとライス系があります。
サンドイッチ・・スモーク&チーズ、バジルポテト&チキン、エビ&卵、パストラミビーフ&チーズの4種。

ライス・・ナシゴレン、海の幸ピラフ、キノコご飯和風チキン、雑穀米のチキンロコモコの4種+スープ付。

小倉山ラテ

小倉山ラテ 430円は、紅葉に彩られています。秋の紅葉時期に飲むのがよさそうなラテです。

ドリンクは他にもコーヒー、抹茶やキャラメルラテ、紅茶、各種ジュースやフローズンとたくさんあります。
ワインでなければ、お値段350円~530円あたりです。

デザートはケーキ、パフェ、あんみつ、和風クレープなどあります。

展示企画によるその時々の限定メニューも見逃せません!

まとめ

たまにはのんびりと絵を観ながら、芸術を感じるのもいいものだと思いました。
美術館は時間の流れがゆったりしていますね。
「カフェ小倉山」も静かに過ごしたいなら穴場かもです。
横浜美術館のホームページを見て、これは!と思うような展覧会があればぜひお越しください。

ハマくま
美術館のあとはどこへ行く?グランモール公園から横浜駅まで、ちょっと距離あるけどお散歩できるよ。

施設の情報

  • 名称  :横浜美術館
  • 住所  :横浜市西区みなとみらい3-4-1
  • 開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
    カフェ営時間:10:45~18:00(L.O17:30)
    ミュージアムショップ営業時間:11:00~18:00
  • 休館日 :木曜日、年末年始(開館日・時間は展覧会により異なる場合もある)
  • 横浜美術館公式サイト

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