山下町公園(横浜中華街の公園)は何がある?休憩スポット・歴史・記念碑など案内!

横浜中華街「山下町公園」正面入口の様子

横浜中華街の関帝廟通りにある「山下町公園」を紹介。
中華街の散策で疲れたときの休憩、食べ歩きグルメを座って食べたいときにもおすすめの場所。
公園の特徴として、東屋、記念碑(日本のラグビー発祥地)、子供の遊具、ベンチなどあります。
春節などのイベント時は公園が華やかに!!
歴史も調べてみました。

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山下町公園の場所・行き方

横浜中華街の関帝廟通りにあります。

横浜中華街「山下町公園」と関帝廟通りの様子

上写真左が関帝廟通りで、右が山下町公園です。

関帝廟通りの両サイドには、天長門と地久門があります。

天長門側に「横浜大世界」が見えるので、目印になるかと思われます。
また「横浜媽祖廟」の裏側にある公園でもあります。

最寄り駅
*みなとみらい線「元町・中華街駅」(天長門側)
*JR「石川町駅」(地久門側)
横浜中華街「山下町公園」正面入口の様子

山下町公園の関帝廟通りの正面入口の様子です。
中華らしい雰囲気のある公園で、石獅子がお出迎え!

隣に「山下町町内会館」があります。

横浜中華街「山下町公園」裏の入口から見た公園の様子

公園の入口は2か所

反対側にも入口ありました。

大平道という名の通りから、路地を進むと行けます。
こちらから行くのは、土地感のある近隣住民が多いのではと思われます。

山下町公園の歴史

山下町公園は、かつて「居留地135番地」だったそう。

歴史メモ
  • 1868年頃「会芳楼(かいほうろう)」という劇場と料理屋を兼ねた総合娯楽施設が誕生。
    ※1878年頃姿を消す。
  • 1883年「清国領事館」が置かれる。その後「中華民国総領事館」。
  • 1923年 9月1日 関東大震災で建物倒壊。
  • 1960年 児童公園「山下町公園」となる。
  • 2000年 公園再整備。
    会芳楼にちなんだ東屋「会芳亭(會芳亭)」が作られる。

横浜中華街公式HP(歴史・135番地について)に詳しく記載あり。

山下町公園には何がある?

横浜中華街の公園「山下町公園」の特徴を紹介。

横浜中華街「山下町公園」の入口にある公園名(山下町公園)
山下町公園にあるもの
①休憩ベンチ・中華風東屋(會芳亭)
②記念碑
③遊具・広場

*公園に「トイレあるかな?」と思うかも知れませんが、トイレはありません。
*公園としての駐車場はありませんが、大平道側に駐車場(有料)あります。

ハマくま
横浜中華街の中にある公園。
中華街で食べ歩きグルメやテイクアウトを購入してこちらで食べれます。

①休憩スポット(ベンチ)

横浜中華街「山下町公園」會芳亭(東屋)の様子

中華風の東屋「會芳亭(かいほうてい)」があります。

屋根があるので、日差しが強いとき、小雨のときの休憩にうれしい。

横浜中華街「山下町公園」ベンチとテーブル、周辺の様子(上海路が見える)

ベンチに、テーブルが置いてある場所もありました。

上写真左に見える通りは「上海路」という名の通りで、中華街大通り(メイン通り)からも来れます。
※関帝廟通りにある「謝朋酒樓」と「蓬莱閣」の間の通り。

上海路の先には「ローズホテル横浜」も見えます。

横浜中華街「山下町公園」内に並ぶベンチ

山下町公園正面入口を入ったところは、壁沿いを囲むようにベンチあり。

食べ歩きグルメの休憩スポットでもありますが、ゴミ箱はありません。
ゴミ箱は、購入した店舗に設置してあったりします。
お店に戻るのが面倒な場合は、ゴミ入れ袋を個人的に用意しておくことをおすすめします。

②記念碑(日本のラグビー発祥地 横浜)

公園の正面入口の端に、ひっそりとあります。

横浜中華街「山下町公園」にある"日本で最初のフットボール(ラグビー)発祥地 横浜 "記念碑

神奈川県と横浜市の両ラグビーフットボール協会が、ラグビーワールドカップ(2019)の日本開催を記念して、この碑を建立。

“日本で最初のフットボール(ラグビー)発祥地 横浜” 記念碑と書いてあります。

1866年1月26日、日本で最初のフットボール(ラグビー)クラブである横浜フットボール(YFBC)が、ここからほど近い山下町127番地でイギリスを中心とする横浜在住の西洋人たちによって設立されました。ラグビー発祥の地、イングランドのラグビー・ミュージアムは、このクラブを日本だけでなくアジアで最初のラグビークラブであることも認定しました。

記念碑にあるイラストは、イギリスの雑誌に掲載された横浜のフットボール(ラグビー)の試合の様子なんだとか。

横浜中華街「山下町公園」にある"日本で最初のフットボール(ラグビー)発祥地 横浜 "記念碑にあるイラストを拡大1873年12月に造成中の横浜公園でイギリス人たちがおこなった試合だと考えられる。
※当時のフットボールはラグビーとサッカーとが未分化のスポーツでしたが、このイラストや記録から現在のラグビーに近い試合だったことが分かると記載あり。

1859年の横浜開港後にやって来た西洋人たちが横浜外国人居留地(現在の山下町・中華街や山手町)で楽しんでいたラグビーやサッカー、クリケット、テニス、競馬、野球などの西洋スポーツ。
これらは、やがて日本人の間にも広まっていきました。

③子供の遊具

横浜中華街「山下町公園」遊具広場と横浜媽祖廟

山下町公園には子供が遊べる遊具もあります。

上写真左から、ブランコ、砂場、すべり台。
※砂場はカバーがしてあり、訪問時は使用できないようでした。

遊具の後ろの建物は、南門シルクロード沿いにある「横浜媽祖廟」です。
媽祖廟に繋がる扉がありますが、閉まっているので通り抜けはできません。

横浜中華街「山下町公園」内の桜と横浜媽祖廟

桜の季節は、ちょっとしたお花見が楽しめました。

山下町公園でイベントも開催

横浜中華街では、季節ごとのイベントも楽しい。

横浜中華街「山下町公園」イベント時の飾り(モニュメント、ランタンなど)

イベント時にはランタンが飾ってあったりと、華やかになります。

横浜中華街「山下町公園」イベント時の飾り(モニュメント、ランタンなど)

春節のランタンオブジェに鳳凰と龍。

イベントのときは、フォトスポットになり賑わいます。
夜も素敵なので、今度じっくり見てみたいです。

まとめ

横浜中華街周辺の公園は、山下公園、横浜公園(横浜スタジアム)などが有名です。
特に海沿いにある山下公園は、横浜の公園として人気観光スポット!
今回紹介した「山下町公園」は、横浜中華街の中にある公園です。
有名スポットではありませんが、中華街の憩いの場です。
中華街で休憩したいとき、イベント時などに注目したい場所です。

ハマくま
肉まんなど食べ歩きグルメを買ったとき、山下町公園でもたまに休憩します。

公園の情報

  • 名称:山下町公園
  • 住所:横浜市中区山下町135-1

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