横浜中華街の「善隣門」は中華街のシンボル的存在です。
訪れたら、こちらで記念撮影などしたい、写真スポットのひとつ。
最寄り駅「石川町駅」側のメイン通り入口にあります。
善隣門について、行き方、地図など紹介。
夜景も撮影してみました。
横浜中華街の善隣門とは
横浜中華街大通り(メイン通り)入口にある門。
※大通りの両サイドでなく片側(JR「石川町駅」側)にあります。
門柱の両サイドに「善隣門」と記載されています。
善隣門の読み方は「ぜんりんもん」。
横浜中華街には、全部で10基の門が存在。
その中でも、メインとなる門。
中国の伝統的建設様式の門のことを、牌楼(ぱいろう)とも呼びます。
大通りに入る手前から見ると、門の中央の銘板は「中華街」と書いてあります。
上写真がそうですが、反対の大通り側から見ると「親仁善隣」という言葉。
右から読むようです。
「親仁善隣」とは、隣国や隣家と仲良くするという意味。
- 昭和30年(1955)2月、戦後復興の願いを込めて初代が完成。
当時は「牌楼門」と呼ばれていたのだとか。 - この牌楼が建つまでは「南京町」と呼ばれていました。
門に中華街の言葉が入ったことで、正式名称として「中華街」と呼ばれるようになる。 - 昭和64年/平成元年(1989年)に、現在の姿にリニューアル。
名称も「善隣門」に改められる。
最寄り駅からのアクセスや行き方
善隣門の場所を地図で確認。
上地図の赤い丸印が、善隣門です。
電車を利用して横浜中華街に行く場合。
一般的にはJR「石川町駅」や、みなとみらい線「元町・中華街駅」から行きます。
他にも複数の脇道などあるので、行き方はいろいろ。
善隣門に近い最寄り駅「石川町駅」
石川町駅から行く場合「善隣門」は3つ目の門になります。
「西陽門」→「延平門」→「善隣門」の順。
石川町駅を出たとこにある「西陽門」を通り、道なりに少し進むと「延平門」があります。
上写真、交差点の信号を渡り「延平門」の通りを進みます。
「延平門」の通り(西門通り)をまっすぐ歩けば善隣門に到着。
ここから、にぎやかなメイン通りが始まるのかとワクワクする場所。
みなとみらい線ができる前は「石川町駅」から横浜中華街に行くのが一般的でした。
なので、こちらに象徴的な門があるのだと思います。
「関内駅」からも行けます!
近いのは「石川町駅」ですが、JR「関内駅」からも行けます。
上写真は、横浜公園(横浜スタジアムのある公園)を出たところ。
横浜公園の近くに「玄武門」があります。
「玄武門」の通り北門通りを進むと善隣門が見えてきます。
横浜駅側(東京方面)から行く場合「関内駅」は「石川町駅」のひとつ手前駅になります。
※関内駅の南改札を出ると横浜スタジアムが近い!
横浜スタジアムのある公園を通って行きたい場合、こちらからでも善隣門へ行けます。
「元町・中華街駅」から行く場合
みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口を出ると、目の前に「朝陽門」。
中華街最大の門だそうで、迫力あります。
こちらの駅から訪れた場合、最初に目にするし、立派なのでメイン門に見えてしまう。
歴史的背景では、善隣門です。
しかし今や、元町・中華街駅側の象徴的門であります。
「朝陽門」から通りを進むと、すぐに中華街大通りが見えてきます。
混雑してない、お店がオープンし始める前の様子。
昼近くになると、人だらけです。
右にある交番が、大通りに入る目印にもなります。
大通りを、まっすぐ進めば善隣門に行けます。
「善隣門」昼の景色&夜景の様子
比較できるように、日中と夜の「善隣門」を両方撮影してみた。
昼間の善隣門
撮影したのは午前中。
人通りもまばらで、撮影しやすかったです。
大通り側から見た「善隣門」の様子。
横浜中華街のメイン通りを歩いて、善隣門に行く場合に見える景色。
夜の善隣門
夜の中華街は、ネオンできらめいているので、また素敵。
門も幻想的な雰囲気になります。
まとめ
観光客の方が、善隣門前で記念撮影している様子を見て、紹介してみることに!
旅行関連の雑誌、テレビなどで横浜中華街が紹介される場合、善隣門が登場することも多いです。
その次が、元町・中華街駅側の朝陽門かな。
はじめて中華街に訪れたなら、ぜひ注目してみてください。
善隣門の情報
- 名称:善隣門(ぜんりんもん)
- 住所:横浜市中区山下町143
- 横浜中華街公式サイト(中華街の門)
青い「朝陽門」も港がある横浜らしく、素敵です。