横浜中華街にある「悟空茶荘」におじゃましました。
ずっと行きたかった中国茶専門のカフェです。
お茶の一杯目は店員さんが淹れてくれるので、初心者でも中国茶の作法が分かります。
中華街をぶらついてたら雨が降ってきたので、急きょここのカフェのことを思いだしました♪
店内は落ち着いてて、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
悟空茶荘(ごくうちゃそう)の場所
「悟空茶荘」は横浜関帝廟のすぐ近くにあります。
なので、関帝廟を参拝、見学してからカフェしたいときにも便利。
関帝廟前の十字路を、元町方面側に少し進んだ左手にあります。
「悟空」と記された看板が見えますよ。
お店に着きました!中国茶の専門店です。
中華街大通りの賑やかさから離れてるので、ほっと一息つける雰囲気です。
・JR「石川町駅」北口より徒歩7分。
・みなとみらい線「元町・中華街駅」中華街口より徒歩7分。
店内に入ると左手に、2階に上がる階段がありました。
上の階が茶館で、中国茶が楽しめるカフェとなっています。
1階は、中国茶や茶器などのお土産店です。
店舗について
横浜中華街に2店舗お店があります。
*悟空茶荘(カフェができるのはこちら)
*悟空1号店(南門シルクロードの通りにあります)
中国茶や茶器、雑貨探しなら、朝陽門に近い悟空1号店でも購入できます。
カフェのメニューを紹介
メニュー表の一部です。
なんでも過去にマツコの知らない世界で紹介されたそうです。
*高級白芽奇蘭
*春風ジャスミン
*六堡八宝茶
テレビで紹介されたメニューには、マツコの顔マークがついていました。
中国茶の他、軽食、デザート、スナックなどあります。
お茶の種類がいっぱい!中国茶初心者には、何を選べばいいかさっぱり分からない。
聞いてみると、カフェには約50種類のお茶が用意されているんだそうです。
選ぶのが大変です~。
お茶請けプレートと悟空セットいいね♪どっちにしようか悩みます。
考えた末、中華まんのついた悟空セット450円にしました。
※2020現在は、悟空セットの価格は550円に変更されています。
中華まんも阿媽肉まん、なつめまん(あんこ)、きのこまんと3種類から選べます。
※阿媽肉まんの阿媽(あま)とは、お母さんという意味だそう。
お茶はありすぎて分からないので、マツコさんで紹介された白芽奇蘭(はくがきらん)830円にしてみました。
テレビで取り上げられたなら間違いないでしょという単純な理由で選びました!
白芽奇蘭
1997年イタリア、ミラノ国際博覧会で、金賞受賞。
強さに秘めた優しさを感じるお茶。
本格中国茶&悟空セット
中国茶の白芽奇蘭が運ばれてきました。
テーブルには電気ポットが置いてあり、湯が入っています。
お茶請けとしてミカンとマンゴーのドライフルーツ、ナッツのジャイアントコーンがついてます。
2、茶葉を入れ、お湯入れ一度捨てる
3、あらためて湯を入れ(ふたしたら茶壷の上からも湯をまわしかける)約1分くらい置く
4、茶海(ちゃかい)にお茶注ぎ、最初は縦長の湯のみに入れる(香を楽しむため)
5、背の低い湯のみに移して飲む
簡単に淹れ方を説明するとこんな感じでした。
最初の1回目は、スタッフが丁寧に説明しながら淹れてくださいます。
2回目からは自分でチャレンジ。
茶壷(ちゃふう)とは急須のこと。
茶海(ちゃかい)とはここでは茶壷のとなりにある白の茶器です。
縦長の湯のみは、聞香杯(もんこうはい)といいます。
こちらにお茶を入れたら、すぐ背の低い方の湯のみに移します。
移して空になったとこで、香りだけをを嗅いで楽しみます。
背の低い湯のみは、茶杯(ちゃはい)といいます。
おちょこみたいな大きさですが、これでお茶を味わいます。
茶壷(ちゃふう)に入れた茶葉は、5~6回はお湯を入れることができます。
1回で3杯くらい飲めるので、けっこうなお茶タイムになります。
茶器についての説明書が置かれてました。
お茶の種類によって淹れ方があるみたいで、両隣りのお客さんは全然別の入れ物で説明を受けていました。
- 緑茶(りょくちゃ)
日本茶は蒸してるのに対し中国茶は炒ってるのが多い(不発酵茶) - 白茶(はくちゃ)
茶葉を日光に当て軽く発酵させたお茶 - 青茶(せいちゃ)
いわゆる烏龍茶(半発酵茶) - 紅茶(こうちゃ)
世界で飲まれる紅茶のルーツは中国紅茶(完全発酵茶) - 黄茶(おうちゃ)
中国茶のなかでも手間がかかり貴重 - 黒茶(こくちゃ)
プーアル茶が有名 - 花茶(はなちゃ)
茶葉に花の香り吸わせたお茶(代表はジャスミン茶)や乾燥させた花そのもの
以上7種類の中国茶でした。
他にも茶外の茶(杜仲茶、甜茶など)とかあるらしい。
お茶について知識を深めて飲めば、また味わい深くなりますね。
お茶淹れに熱中してると、悟空セットがきました~。
マーライコー(中華風蒸しカステラ)の生クリームがけ、グリーンレーズン、マンゴーのドライフルーツ。
マーライコーのやさしい甘さとドライフルーツの甘酸っぱさが、お茶請けにピッタリでした。
生クリームは甘さ控えめでいい感じ。
肉まんも到着!これで全部そろいました。
肉まんの中身は、かたまり肉でした。きくらげみたいなのも入ってます。
ちょっと変わった感じの肉まんでおいしいです。
店内の様子
雨なので空いてましたが、混んでいるときもあります。
外は雨ですが、店内はゆったりとした時間が流れ至福のひとときです。
中国茶をおいしく飲むには、香りも味わうのがポイントですかね。
かなりの時間くつろいじゃいましたよ。
悟空茶荘のお土産売り場は中国茶の宝庫!
中国茶のティータイムを楽しんだら、帰りは1階のお店でショッピング。
なんと約100種類の茶葉用意されているそうです。
カフェで食べたドライフルーツもここで買えます。
中国茶器もかわいいのがあり欲しくなりました。
かわいい小物、雑貨もあるので、目移りしてしまいますよ。
飲んだお茶が売ってました。
高級白芽奇蘭です。
花粉症対策のお茶もあったので、春はここで買おうかな。
工芸茶(花咲くお茶)を購入
気になっていた、工芸茶を買って飲んでみました。
湯を注いで、しばらく待ちます。
糸でしばった乾燥した丸い茶葉の中から花がでてきました。
選んだのは、緑茶、ジャスミン花、千日紅の3種がまとまったもの。
家で芸術のようなお茶が飲めて感動。
お店にはいくつかの種類が売っていたから、他のも淹れてみたくなりました。
贅沢な感じなので、何かのお祝いのときに喜ばれそう。
まとめ
本格中国茶を飲みたい方、飲み方を知りたい方にオススメのカフェです。
中華街で食事をして、その後まったりお茶タイムしたいときもいいですね。
歩き回り小腹が空いたときも利用できそうです。
次に来たときは、違う種類のお茶を飲んでみよう!
まだ行ったことないなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
お店の情報
- 名称 :悟空茶荘(ごくうちゃそう)
- 住所 :横浜市中区山下町130番地
- 営業時間:平日1F11:00~20:00 2F11:00~19:45(L.O.18:45)
土曜1F11:00~20:30 2F11:00~20:30(L.O.19:30)
日曜1F10:30~20:00 2F11:00~19:45(L.O.18:45)
※季節により変動あり、公式サイトをご確認ください。 - 定休日 :第3火曜日
- 悟空茶荘公式サイト
う~ん、肉まんにしてみよう。