横浜元町には、大正12年創業の老舗の靴屋さん「ミハマ元町本店」があります。
創業100周年(2023年)で、ハローキティとコラボしている店先が可愛いかったです。
お店の場所、横浜の店舗、歴史などミハマについて調べてみたので紹介します。
ミハマ元町本店の場所
横浜元町ショッピングストリートの2丁目にお店があります。
代官坂通りにも近いメイン通りの、2丁目をぶらぶら歩くと「ミハマ元町本店」があります。
冷凍食品専門店「ピカール横浜元町店(picard)」が同じ並びにありました。
建物に店名「MIHAMA」の文字を発見。
昔からある靴屋さんですが、建物をじっくり観察したことはなかった。
白を基調とした、エレガントな店内です。
*JR「石川町駅」南口(元町口)より徒歩10分。
横浜の店舗について
神奈川県は、横浜市のみに店舗が3店あります(2023.10月時点)。
*元町本店(横浜元町)
*横浜髙島屋店(横浜駅西口・横浜髙島屋3階)
*そごう横浜店(横浜駅東口・そごう横浜地下1階)
横浜以外は、東京、埼玉、千葉、大阪、福岡に店舗あり。
期間限定ポップアップストアも出店。
ミハマについて
大正12年(1923)創業で、横浜元町の老舗靴屋さん。
公式HPを読むと、当時の顧客には作家の志賀直哉、作曲家の滝廉太郎、画家の前田青邨などがいたそうです。
ミハマの名前の由来は、創設者である森三郎の名前から「ミ」、横浜の「ハマ」からとられています。
- 大正12年(1923)創業。
注文靴の専門店として横浜元町に開業。
当時、職人らは旧財閥系の名家や皇室に納めるほどの技術を持っていた。 - 戦後の機械化に伴い、大量生産の波に乗る。
- 2代目が引き継ぐと、ミハマオリジナルシューズの製作に力を注ぐ。
流行にとらわれないデザイン、自由な発想の靴作りを目指し、当時大流行していた「先の尖ったヒールの細い靴」を真似するのではなく、履きやすく機能的な靴をショーウインドーに並べたところ、爆発的な大ヒット。
それは、つま先が丸く、ヒールの低い靴だったそう。 - 1970年代
ハマトラブームを機に、全国に広まる。
ハマトラブームにより相次ぐ出店要請から直営店を展開、全国のデパートでミハマの靴を目にすることができるようになる。
そういえば、ミハマの靴をはじめて購入したのはデパートでした。
1970年代、ハマトラ(横浜トラディショナル)のブームを機に、女性向けファッション雑誌が多数“ミハマ”を取り上げ全国へ広まった。ハマトラブームで爆発的に売れたのは、つま先の飾りリボンを踵につけるというアイデアから生まれた靴や、横から見ると平らでヒールがぺったんこの“カッターボート”を模したカッターシューズ。その靴は今もなお、ミハマの顔として根強い人気を誇っている。
(ミハマ公式HP参照)
ミハマの靴は創業以来、流行にとらわれない『履きやすく、健康的、ノーブル(高貴)』を主張。
元町ファッションとして、長年愛用しているファンもいます。
ハローキティとミハマのコラボ
2023年が創業100周年。
100周年を記念したコラボ「MIHAMA×HELLO KITTY」が2022年5月より開始。
この先もずっと親子3世代で永く愛されるブランドでありたいと願う「ミハマ」の思いを届ける記念企画なんだそう。
上写真は、以前に飾られていたときのもの。
キュートな靴とバックに、つい撮影。
公式HPにも書いてありましたが、ミハマの特徴であるリボンモチーフとハローキティの大きなリボンをミックスした、大人かわいいシューズ。
別の日、お店前を通ったときに違う靴が展示。
どれもリボンですね。
ハローキティのぬいぐるみ♡
ミハマおなじみのカッターシューズを履いているそう。
ハローキティとミハマのコラボ記念を残そうと思い記事にしました。
まとめ
横浜元町に昔からある老舗の靴屋さん。
100周年という節目のハローキティとのコラボグッズに癒されました。
購入した靴は、修理もしてもらえるようです(詳しくは公式HPに記載)。
気に入った靴は長く愛用したいので、うれしいですね。
お気に入りの靴を求めて、今度じっくり探してみようかな。
お店の情報
- 店名:ミハマ元町本店
- 住所:横浜市中区元町2-83
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:不定休
※大晦日10:00~ 18:00、1月1日(休み)、1月2、3日11:00~17:00
※チャーミングセール終了、翌月曜日休み - ミハマ公式サイト
- ミハマ公式オンラインショップ