横浜みなとみらいの首都高速出入口の横にある「首都高MMパーク」を見学。
首都高速道路のミュージアムで、無料で入場できます。
館内の展示はコンパクトにまとまっており短時間で楽しむことができました。
桜木町駅、みなとみらい駅などから徒歩で行けます。
行き方、見どころ、みなとみらいの首都高速の出入口周辺の様子など紹介。
首都高MMパークの場所
みなとみらい地区にある「首都高速道路株式会社 神奈川局」。
こちらの1、2階に「首都高MMパーク」があります。
首都高「みなとみらい」の出入口の横にある建物です。
最寄り駅は「桜木町駅」と「みなとみらい駅」。
また「新高島駅」から行くことも可能。
- JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩約8分。
動く歩道からのデッキ経由が行きやすいです。 - みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩約5分。
5番出口(5a)を出て、けやき通りをランドマークタワー沿いに進みます。 - みなとみらい線「新高島駅」徒歩約8分。
2番出口を出て、みなとみらい大通りを桜木町駅方面に向かって進みます。
横浜駅東口から徒歩でも行けますが、それなりに歩きます(徒歩約18分くらい)。
両サイドの建物は、横浜銀行本店とぴあアリーナMM。
2階部分がデッキでつながっています。
桜木町駅前の動く歩道から行く場合、途中枝分かれしている県民共済のビル側のデッキに移動。
そのままデッキ沿いにまっすぐ進めば着きます。
首都高MMパークの入口は1階、2階にあるので、どちらから入っても大丈夫。
1階から見学するか、2階から見学するかの違いです。
近くにエレベーターもあります。
首都高MMパークについて
2021年6月30日にオープンした、首都高の企業ミュージアムです。
建物が建設されたのは知っていましたが、ミュージアムが併設されていたのはうれしい!
みなとみらい散歩の途中で、寄り道して楽しみました。
館内の写真撮影はOKでした。
2階の出入口で会えた、マスコットキャラ「ETC2.0くん」。
1階は首都高パトロール隊の黄色いバイクやパトロールカーが目立っていました。
ふらりと寄って軽く見学したい場合に、ちょうど良い広さ。
2階はちょっと休憩できる椅子やベンチが置かれたゆったり空間。
1、2階共にスタッフがいました。
展示について知りたいことなど、気軽に教えてもらえます。
首都高MMパークの見どころ
見学してきたので、楽しみ方を紹介。
番号で紹介してますが、見る順番ではありません。
分かりやすく、まとめてみただけです。
施設内は好きなところから自由に見れます。
1階は主に体験型展示
首都高の防災、安全などの取り組みについて知ることができます。
①首都高パトロールバイクが間近で見れる!
首都高のパトロールバイクが、みなとみらいの街並みを背景に展示。
山手トンネル(全長18.2km)で事故や火災など発生した際、すばやく現場に到着できるようにバイク隊がいます。
警察の「白バイ」は知ってるけど、こちらは「黄バイ」のようです。
かっこいいね♪
②トンネル防災設備について
首都高のトンネルで火災に遭遇した場合の避難について知れます。
すべり台で、地下に降りて避難するようで、映像で見ることができるので、興味深かったです。
また、首都高速に設置されている非常電話体験ができます。
※コロナの影響で訪問時は中止、中だけ見せてもらえました。
高速道路に置かれた非常電話のボックスなんて開けたことなどない!
だから、中の電話が見れたのは貴重でした。
③首都高標識板はカメラがあると楽しめる!
首都高の実物大の標識が、目の前で見れました。
今まで気にしたことなかったけど、近くで見るとけっこう大きくて「すごい!」と感動。
道路標識は昼夜見える必要があるので、再帰性反射の技術が使用されているそうです。
カメラ(又は携帯カメラ)のフラッシュで、分かると教えてもらいました。
さっそく撮影してみた!
↓
首都高の標識が光って見える!これが再帰性反射なんだとか。
トンネル内に向かう車のイラストがあります。
こちらもフラッシュ撮影で標識が浮かび上がります。
④首都高速パトロールカーに乗れる?!
コロナの影響がなければ乗れるそうですが、しばらくは無理ですね。
扉を開けてくださり、中の様子は見学できました。
いつか乗りに訪れたいな~。
パトロールカーに装備してる備品も紹介。
カラーコーン、発炎筒、誘導棒、救急セット、ソフトロープ、補給水などいろいろ。
これでも備品の一部であると紹介されていました。
2階は首都高の歴史やアートの展示
「首都高」の歩みの歴史、環境などの取り組みについて知れます。
ちょっとしたギャラリーがあり、アート鑑賞もできる、落ち着いた空間でした。
①首都高速の歴史を知る
首都高速がどんどん拡張されていく様子が、時代ごとの図で確認できます。
- 昭和37年(1962)12月20日に、首都高速道路が初めて開通。
1号線 京橋~芝浦間4.5Km。 - 昭和39年(1964)羽田空港と東京オリンピック会場がつながる。
その後放射路線が延伸され、東名高速、中央道、常磐道、東北道と接続されていく。 - 昭和64年(1989)横浜ベイブリッジ(湾岸線)開通。
- 平成5年(1993) レインボーブリッジ開通。
- 平成6年(1994) 鶴見つばさ橋(湾岸線)開通。
- 平成13年(2001)ETC一般サービス開始。
- 平成17年(2005)「首都高速道路株式会社」設立。
展示やミュージアムに置かれていたパンフなどを参考にしています。
歴史の積み重ねで、だんだん高速道路が便利になっていますね。
②首都高MMパークギャラリー
横浜と関係の深い柳原良平氏の絵画が展示されていました。
船好きの為、船の絵は多数ありますね。
こちらでは、首都高と関わりのある、横浜ベイブリッジが描かれています。
どれも素敵ですが、真ん中の絵が、ユニークで微笑ましい。
トリスウイスキーでおなじみ、アンクルトリスのおじさんもいました。
③標識ベンチで写真撮影!
標識板で製作したベンチが2か所に置かれています。
1階で学んだフラッシュのことを知らないと、標識のベンチで面白いなぁと思うだけかも。
こちらもフラッシュ撮影。
光るベンチでの記念撮影も面白いのでは!!
④首都高のリサイクル作品が展示
リサイクルプロジェクトが紹介されていました。
首都高の横断幕がカバンに変身したり、廃タイヤがサンダルに変貌。
首都高の使用済みの廃材から生まれた作品が展示されています。
首都高速「みなとみらい」の出口と入口
ついでに、首都高速「みなとみらい」の出入り口と周辺の様子を案内。
首都高を利用して、車でみなとみらいに遊びに訪れたら通る場所。
路線名「高速神奈川1号横羽線」。
首都高出入口(けやき通り)
下り(外回り)出口と上り(内回り)の入口の様子。
すぐ横の建物が「高速MMパーク」のある「首都高速道路株式会社 神奈川局」。
首都高速出入口の上部にデッキがあります。
首都高速の出入口真上のデッキから見た、みなとみらい「けやき通り」の景色。
写真上、まっすぐ伸びる道路はけやき通りで、道の先にはパシフィコ横浜があります。
右の建物は、ランドマークプラザで「ランドマークタワー展望台」に行けます。
左の建物は、三菱重工横浜ビルで「三菱みなとみらい技術館」があります。
首都高MMパークと合わせて、周辺施設を楽しめます。
けやき通り側から撮影。
ベイブリッジを通る場合の案内看板がありました。
首都高出入口(いちょう通り)
みなとみらいの「いちょう通り」にも首都高速の出入口があります。
上り(内回り)の出口と下り(外回り)の入口の様子。
高速MMパークの隣の建物「ぴあアリーナMM」前のみなとみらい大通り側から看板を撮影。
いちょう通りにある首都高出入口は、ぴあアリーナMM隣のパーキングと建設中ホテル(ウェスティンホテル横浜)の間にあります。
まとめ
小規模でありながら、なかなか楽しめる企業ミュージアム。
首都高のパトロールカーやバイクが展示されているので、子供も興味が湧くのではと思います。
また首都高速についてマニアックな知識を深めることもできます。
興味があるなら、みなとみらいに遊びに訪れたついでに、寄ってみることをおすすめします。
施設の情報
- 施設名:首都高MMパーク
- 住所:横浜市西区みなとみらい3-2-9
- 開館時間:10:00~16:30
- 定休日:月曜日
- 駐車場はありません
- 首都高速道路公式サイト