横浜の山下公園は、観光地として有名です。
公園前の「山下公園通り」はイチョウの並木道が続く美しいスポット。
日本の道100選や、かながわ景勝50選にも選ばれています。
特に紅葉の季節は、黄金色のイチョウ目的とした写真撮影が人気。
ぐるりと巡ってきたので、観光になる見どころを含め紹介します。
山下公園通りのアクセス
山下公園前の通りなので、山下公園の場所を地図で確認。
海沿いにある横に長い「山下公園」。
公園に沿うように、山下公園通りもあります。
最寄り駅は、みなとみらい線「元町・中華街駅」や「日本大通り駅」。
「元町・中華街駅」から行く場合
1番出口(山下公園口)または4番出口(マリンタワー口)が近いです。
※山下公園通りに最短で行きたい場合は、改札から近い4番出口がおすすめ。
「日本大通り駅」から行く場合
途中まで、大さん橋方面と一緒で、開港広場前の交差点へ。
シルクセンターの脇から通りに入ります。
山下公園通りについて
ひとことで表現すると「イチョウ並木で有名な通り」。
山下公園通りは山手本通りとともに、日本の道100選に選ばれています。
日本の特色ある優れた道路104本。
その地域のシンボルロードであることが多いのだそう。
調べてみると、神奈川県の日本の道100選は3本でした。
*横浜「山下公園通り」と「山手本通り」。
*鎌倉「若宮大路」。
神奈川県の景勝50選にも入ってました。
山下公園中央の入口脇にある「山下公園といちょう並木」の石碑。
山下公園の広い芝生、港の船、四季の花や公園通りのいちょう並木を含め、一体として素晴らしいことで選ばれたようです。
山下公園通りのイチョウ並木とスポット
山下公園通りの見どころを、イチョウ並木を眺めながら巡ってみました。
紅葉の季節について
【見頃】11月中旬から12月上旬頃。
イチョウが黄金色になる季節は、木々を眺めて時々立ち止まったりと、ゆっくり散歩。
スポット&イチョウ並木の写真
英一番館跡の史跡とイチョウ並木
シルクセンター前にある「英一番館跡」の史跡。
日本大通り駅から訪れた場合、上写真左が山下公園通りになります。
道路を挟んで、建物のある陸側、山下公園のある海側の道が歩けます。
ガス灯とイチョウ並木
ガス灯は横浜の馬車道が有名です。
「ガス灯のプロムナード」として、馬車道通りから、海岸通り~山下公園通りまで整備されています。
イチョウの並木道にも、ガス灯が似合いますね。
山下公園中央入口付近のガス灯と、かながわ景勝50選の石碑。
日本の道100選とイチョウ並木
日本の道100選の石碑とイチョウ通りを撮影してみた。
※石碑は2か所にあります。
11月中旬過ぎの訪問なので、もう少しすれば、さらに黄色い絨毯になりそう。
緑のまだらなイチョウもありますが、充分にきれいでした。
木によって色づき具合が異なるのも、また素敵♪
神奈川県民ホールとイチョウ並木
神奈川県民ホールは、昭和50年(1975)に開館した大型文化施設。
コンサートやオペラ、バレエ、個展など多彩なジャンルの催しがあります。
紅葉の季節に訪問するなら、合わせて楽しめそう。
旧英国七番館とイチョウ並木
旧英国七番館(現・戸田平和記念館)。
幕末から明治にかけて外国人居留地だった山下町には、多くの外国商館が存在。
海岸に面したエリアは一等地であったことから、重厚なたたずまいの商館が立ち並んでいたそうです。
大正11年(1922)に、バターフィールド&スワイヤー商会の横浜支店として建築。
大正12年(1923)に、関東大震災で英国七番館だけ倒壊を免れる。
そのため、震災前から現存する外国商館としてその威容を今に残しています。
道路側全面の3分の1が建築当時のまま保存。
玄関にアプローチする石造りの階段、番地を印した標識、縦長の窓やメダリオン装飾など、ほぼオリジナルのまま現存。
※昭和51年に創価学会が所有。
説明板に歴史背景が、詳しく記載されていました。
ホテルニューグランドとイチョウ並木
ホテルニューグランドを反対の通りから撮影。
ベイサイドブルー、空港バスのバス停も確認できます。
ホテルニューグランドは昭和2年(1927)に開業した、現存する横浜最古のホテル。
ホテル内で、食事やカフェが楽しめます。
1階にあるコーヒーハウス「ザ・カフェ」は、以前訪問して横浜発祥グルメを堪能。
ついでに、ホテル内の歴史建築を見学することもできます。
マクドナルドといちょう並木
こちらは見どころスポットというより、手軽な休憩スポット!
ホテルニューグランドから、近い場所にあります。
落ち着いた場所にあるマクドナルド。
外のテラス席で、色づいたイチョウを眺めながら、ひと休みできます。
マリンタワーとイチョウ並木
通り沿いにある「横浜マリンタワー」
イチョウの木が入るように見上げて撮影しました。
横浜人形の家とイチョウ並木
「横浜人形の家」の少し先の山下橋交差点で、山下公園通りは終了。
上写真は、人形の家に併設するカフェ店やショップの一部が写っています。
「カフェエリオットアベニュー」というコーヒーが美味しいお店もおすすめ。
こちらもマクドナルドと同様にテラス席もありました。
ポーリン橋は絶景スポット!
通りの中央を撮影できるおすすめスポットなので、別枠で紹介。
横浜人形の家(2階)と山下公園を結ぶ歩道橋「ポーリン橋」があります。
ちなみに山下公園から人形の家経由で、元町側に行くこともできます。
ポーリン橋の上から、山下公園通りのイチョウ並木が一望できます。
横浜人形家側から階段を上り、ポーリン橋へ行ってみた。
橋を渡る手前に「青い目の人形像」もあります。
ポーリン橋の中央には、山下公園通りの景観目当てに人が集まっていました。
橋から眺めると、見事なイチョウ並木が続く一本道。
山下公園通りの全体が見渡せるので、素敵な写真撮影スポットです。
マリンタワーも入るように撮影したい!
まとめ
イチョウ並木は、黄金色の季節の他に、新緑の季節も好きです。
写真撮影しながら、両サイドの通りをぐるりと一周して楽しみました。
途中で食事やカフェをしたりしながら、のんびり過ごすのもいいかと思います。
通り沿いの観光スポットにも寄れば、さらに充実!
横浜中華街もすぐ近くにあります。
せっかくなので、山下公園通りと日本大通りの両方訪れることをおすすめします。