関内駅の近くにある老舗そば屋「利久庵(りきゅうあん)」を訪問。
昭和22年(1947)創業、関内周辺ではけっこう有名なお蕎麦屋さんです。
サイドメニューも豊富で、懐石コースもあるので、そば以外も楽しめます。
この辺のそば屋では気に入っているお店で、時々行きたくなります。
横浜スタジアムからも近いですよ。
関内の駅近く!利久庵の場所
JR関内駅北口より徒歩約3分ほどで、アクセスがよいです。
北口の改札を出たら、右の通りに出ます。
駅前は、セルテという商業施設があります。
駅沿いに、南口方面に歩くと信号の先にコンビニ(ファミリーマート)があります。
※関内駅の改札口は、南北に分かれています。
信号を渡り、コンビニのとこを左にまっすぐ進めば、右にお店が出現。
上の写真は左が「利久庵」で、通りの先のガラス張りに見えるとこがJR「関内」駅です。
3階建てのビルで、老舗の風格が漂う落ち着いた雰囲気の外観。
引き戸を開けて、店内に入ります。
混雑具合
繫盛店なので、昼どきはけっこう混んでいます。
お客さんは全体的に、年齢層が高めの印象。
お店について
1階はテーブル席、2階は宴会、懐石料理の座敷席。
座席数は約125席とのことで、収容人数は結構あります。
予約して訪れたお客さんは、2階に案内されているようでした。
そばは、北海道十勝産の蕎麦粉を使用。
めんツユは利尻昆布、宗田節、土佐節でダシをとり、花鰹で香りをつけているそう。
テーブル席のとこに1輪挿しの花が飾ってあり癒されます。
他にも店内は、りっぱな花が飾ってありました。
1人で訪れると、待ち時間退屈しないようにか、週刊誌を持ってきてくださります。
希望にてサービスありました。
*お蕎麦の場合は季節のご飯。
*丼物は冷しそば。
利久庵のそばメニュー
メニューの一部を紹介します。
冷そば、温そばのメニュー
冷やしと温そばどちらにしようかな?
- 冷やしそば
せいろう、ざる、重ね(せいろう、ざる)、つけ天、
冷し上利久、冷し鰊(にしん)、おろしそばなど - 温かいそば
天ぷらそば、鰊そば、鴨南蛮そば、
上利久そば、利久そば、かけとろろ、かき玉、カレー南蛮など
そば以外に、鍋焼きうどん、天丼、親子丼、天ぷら定食などもあります。
お蕎麦は、冷やしがお薦めと書いてありました。
他に店内にメニューが貼ってあったりもして、季節限定のお蕎麦もあるようです。
昼の懐石と一品料理のメニュー
懐石や一品料理にも力を入れているお蕎麦屋さん。
昼限定のおまかせ懐石は料理の品数が違う3つのタイプがありました。
・2,950円(料理5品、そば、デザート)
・3,800円(料理7品、そば、デザート)
・4,800円(料理8品、そば、デザート)
懐石コースには、そばも付くようです。
一品料理も豊富
天ぷら盛り合わせ、板わさ、厚焼き玉子、鴨のくわ焼き、やきとり、にしんと焼きなすの旨煮、
極上焼き海苔、そばがき、枝豆、塩辛、上新香(自家漬)など他にもたくさん。
夜訪問したなら、料理とお酒を楽しんでから〆に蕎麦を注文なんてこともできます。
お酒はビールや冷酒の他、ワインのあるお蕎麦屋さんです。
注文したそば
冷たいそばを中心に頼んでみました。
最初に蕎麦茶と薬味のネギ、箸、お手拭きの乗ったお盆が運ばれてきます。
蕎麦茶がおいしい!
あまり飲むことなかったんですが、蕎麦屋でそば茶はいいなぁ~としみじみ思いました。
スタッフがなくなると注いでくださったので、たくさん飲んでしまったよ。
つけ天そば
つけ天そば1,370円(税抜)。
細めのコシのあるそばで、なめらかでのど越しよいから、つるりと食べれます。
ツユはやや甘めだけど、すっきりしてるかな。
そばだけだと量は多くはないので、若い男性だともう1品ほしくなるかもです。
逆に具沢山の蕎麦を頼めば満足するのでは?!
天ぷらの食材は海老、南瓜、細切りゴボウ、エリンギ、インゲンなど。
海老天は、食べやすく小口サイズにカットしてありました。
だいこんおろしの上に、ゆずの皮がのせてあります。
そばをアップした写真には、よく見ると黒ゴマもかかっています。
単品天ぷらの盛り合わせもメニューにあります。
数名で来た場合は、ざるそば、もりそばを頼んで、天ぷらなどの料理を単品注文して食べるのもいいかも。
上利久そば
こちらは運ばれてくると、目が輝きます!
そばが見えないくらいに、さまざまな具が彩り豊かに盛り付けられています♡
上利久そば1,450円(税抜)。
女性なんて、とくに喜んじゃいますよ~(私はこれが好き)。
具がいろいろで嬉しい♪
海老、ゆで卵、玉子焼き、かまぼこ2種、つみれ、湯葉、
煮南瓜、椎茸、フキ、ホウレンソウ、千切りにんじん、水菜、カイワレ、りんごなど。
※具の内容は季節により変わるかも。
リンゴの皮の部分をうさぎに切ってあるとこも、ほんわかします(可愛い~)。
楽しい気分で食べれるお蕎麦ですね!海老天がプリプリでおいしかった。
さすが懐石コースもあるお店ならではだと思います。
冷し 鰊(にしん)そば
こちらもうまい!冷し 鰊そば 1,320円(税抜)。
具はメインの鰊(にしん)の他、
フキ、ナス、鰹節、ワカメ、千切り人参、ネギ、水菜、カイワレなど。
自家製にしんが良いお味で、ツルリとした蕎麦と合い美味でした。
季節のご飯
平日のランチ時間に付きました。
以前、土曜に訪問したときはなかったので、平日のみのようです。
この日の季節のご飯は、玉子と鶏のそぼろご飯。
ご飯茶わんに1/3くらいの量です。
ちょっとのご飯が付くだけでもうれしい♪
※サービスとは別に、季節のご飯もメニュー表(300円)にあります。
そばいなり
稲荷と巻き寿司のそばも名物のようなので、稲荷のほうを注文。
そばのいなり(2貫)300円は初めて食べました。
人参とひじきが入っているようです。
酸味も感じられ、味がしっかりついていました。
珍しさもあり、とても美味しかったです。
そば湯
そば湯は、お蕎麦を食べている途中で運ばれてきました。
鉄瓶に入っているので、熱々です。
丼に入っている蕎麦ツユをレンゲで湯呑に入れて、やや白濁したそば湯を注ぎ飲みました。
そば湯は子供の頃は美味しさが分からなかったけど、大人になるとうまい!
体に良いと聞くし、しっかり飲もうと思うのであります。
そば屋のデザート
メニューを見てデザートも食べたくなり注文。
そばがきのおしる粉
そばがきのおしるこ500円(税抜)。
甘さがひかえめで上品、かなり好きな味でした。
桜の葉の塩漬けが浮かんでいます。
写真では見えないけど、そばがき団子が入っていましたよ。
桜のアイスクリーム
桜アイスクリーム300円(税抜)。
桜の葉を刻んだのが入っているのかな?
春の季節にぴったり!桜もちを食べているような気分になる味です。
お土産も売っています
帰りがけに購入できる、レジ横のお土産コーナー。
そば関連のお菓子(そばの実おこし、そば粉まめ、そばかりんとう、そばぼうろ)、そば茶など。
それに横浜土産の1つともなった「元気のりのり(味付海苔)」も置いてありました。
芸人である出川哲郎さんのご親戚のお店なんだとか。
そばいなり(1折8個入り)とそば寿司(1折10個入り)の折づめ各1,200円(税抜)も手土産として購入できます。
まとめ
個人的には、深皿に彩りよく具が盛られたそばがお気に入り。
利久庵は、蕎麦だけでなく一品料理も魅力的なお店です。
お酒と単品料理を頼んで、最後にそばなんて居酒屋風に利用してもよさそう。
ただし、お店の閉まる時間は早めなので注意が必要です。
それと日曜日が定休日なので、休日に行こうと思うなら、土曜日になります。
お店の情報
- 店名:利久庵(りきゅうあん)
- 住所:横浜市中区真砂町2-17 利久ビル
- 営業時間:11:00~20:30
- 定休日:日曜、祝日
- 横浜のれん会の利久庵サイト、食べログ(利久庵)
懐石コースもいつか食べてみたいです。