「コテイベーカリー」定番シベリア・超ぶどう食パンなど!桜木町駅近くの老舗パン屋さん

「コテイベーカリー」で購入したシベリア、超ぶどう食パン、甘食

横浜・桜木町の老舗パン屋「コテイベーカリー」の名物はシベリア
桜木町駅の野毛地区側にあり、駅からも近いです。
シベリアの他に、甘食、超ぶどう食パンも買ってみました。
シベリアについて、アクセスなども紹介。

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コテイベーカリーの場所・アクセス

野毛地区側の音楽通りにあります。

「コテイベーカリー」の外観

JR・市営地下鉄「桜木町駅」から近いです(徒歩約3分)。

駅からの行き方
JR桜木町駅南改札を出て西口へ。
「野毛ちかみち」の地下道を降り直進、南1出口を出る。
※地下道の一番下に、市営地下鉄「桜木町駅」があります。
南1出口前はコンビニ(セブンイレブン)、その先「横浜銀行ATM」があります。
※横浜銀行ATMから野毛山に向かう「動物園通り」も目の前です。
横浜銀行ATMの角を右折すると「音楽通り」で、すぐ右側にパン屋が見えます。

昭和感のある昔ながらのパン屋さん。

「コテイベーカリー」と周辺の様子(音楽通り)

コテイベーカリーと音楽通り

ちなみに上写真「コテイベーカリー」前の電柱側の脇道(左折)を進むと、横浜成田山に行けます。
※電柱に、横浜成田山と記載。

ハマくま
横浜成田山経由で伊勢山皇大神宮にも行けます。
お寺、神社めぐりのついでに寄ってもいいね。

コテイベーカリーについて

大正5年(1916)創業。
昔と変わらぬ製法で、パンを作っているのだとか。

「コテイベーカリー」のシベリアぐるみ

店頭にある「シベリアぐるみ」も目印

お店の公式HPを読んで、歴史をまとめてみました。

歴史メモ
  • 大正5年開業。
    市電の仕事を退職した初代が「日本堂」の屋号で開業。
    ※当時パン屋は徒弟制で、修行をした店の名で暖簾分けをするのが慣例。
  • 戦後の一時期、小麦粉が統制される。
    パン屋ができない時代は、喫茶店として営業。その際「喫茶コテイ」と改称。
  • 昭和40年代に「コテイベーカリー」としてパン屋を再開。
    当時は周辺にコンビニなど無く、需要のある菓子類なども販売。
  • 昭和54年 現在の店に建て替え、自家製造品のみの販売に移行。
コテイベーカリーの由来
フランス人の香水王であるフランソワ・コティから名前をとったそう。
かつて香水と化粧品「COTY」は親しまれており、昭和に開業した店舗に、この名を付けるお店も多かったそうです。

コテイベーカリーの名物シベリアとは?

こちらのパン屋は、シベリアだらけ!

「コテイベーカリー」の入口に張られた、シベリアの文字、シベリアの記事など

シベリアで有名なパン屋さん

お店のガラスには、シベリアについての記事がいろいろ貼ってあります。

シベリアというお菓子が生まれたのは明治後半~大正初期頃。
当時のパン屋では、どのお店でもこのお菓子が作られていたんだとか。

「コテイベーカリー」シベリアの記事和菓子のような製品なのにパン屋で作ったのには、理由があります。
パン焼きがまの余熱を利用して焼いたカステラと、あんぱんに使うあんを使って作られたからだそう。

製造に手間と時間がかかることから、いつの間にかパン屋の店先から姿を消していきました。

シベリアの名前の由来は諸説(7説)あり、コテイベーカリー公式HP(シベリア物語)で読めます。

「シベリア発祥の店」ではないものの、大正5年創業当時、どのパン屋でも作っていたシベリアに独自の工夫を加えて、今日まで製造販売を続けているそうです。

NHKドラマ「とと姉ちゃん」(2016年放送)にもシベリアが登場しています。

ハマくま
昔ながらの懐かしい菓子パンとして素敵!

店内の様子

店内は、3人も入れば狭く感じるコンパクトな空間でした。

「コテイベーカリー」店内のパン棚(シベリア、各種パン)

入口を中心に、両サイドにパン棚があります。

そんなに種類は多くありませんが、菓子パン、総菜パン、食パンが各種並んでいます。

「コテイベーカリー」店内のパン棚(超ぶどう食パン、シベリア、甘食など)

公式HPの当店名物のところに「シベリア」「甘食」と書いてありました。

ちなみに、数量限定と書かれた「超ぶどう食パン」にも惹かれました。
通常の食パン、ごま食パン、くるみ食パンなどもあります。

店内の写真は、訪問したときの様子です。

名物パンを買ってみた!

遠い昔に、こちらのシベリアパンを食べていますが、それ以外のパンが覚えてない。

なので、初訪問の気持ちで購入。

「コテイベーカリー」で購入したシベリア、超ぶどう食パン、甘食

お店の名物、数量限定を参考に、選んでみました♪

購入したパン
*シベリア(380円)
*甘食(380円)
*超ぶどう食パン(680円)

看板商品のシベリア!

「コテイベーカリー」のシベリア

三角にカットしているシベリア。
卵をたっぷり使ったカステラ生地に、分厚い水羊羹がサンド。

羊羹部分の真ん中から、2つにカットすると食べやすいんだとか!

大きくてボリュームありますが、あっさりした味。
おやつとして、ペロリと食べてしまいました。

購入してすぐ食べてしまったのですが、冷やして食べてもおいしいかも。

素朴な甘食

「コテイベーカリー」の甘食

甘食は2個入りでした。
こちらのお店では、ハチミツを加えているそうです。

昔ながらのイメージがある菓子パンで、甘さ控えめで、手作りを感じる素朴な味。

超ぶどう食パン(レーズンだらけ)

「コテイベーカリー」の超ぶどう食パン

数量限定だったので買ってみました。
手に持つと、けっこう重くてずっしり!!

レーズンがものすごくたくさん入っているので、食べ応えあります。
なんでこんなに!と思うくらいレーズンだらけ。

「コテイベーカリー」の超ぶどう食パン(スライスした状態)好みの厚さにスライスして、トーストして美味しくいただきました。
※写真はトースト前です。

レーズンがたくさんあることで、けっこう甘いです。

まとめ

はじめて訪問するなら、やはりシベリアを買うのがおすすめ。
洗練されたパンではなく、素朴なパンを味わえるお店です。
昔の作り方のままなのが、逆に新鮮で、いつまでも変わらないでほしいです。
シベリアを食べたことがないのなら、話のネタに一度は食べておくのもよいかも知れません。

ハマくま
レーズンたっぷりの、超ぶどう食パンもインパクトありました。
違う種類の食パンも購入してみたいな。

お店の情報

  • 店名:コテイベーカリー
  • 住所:横浜市中区花咲町2-63
  • 営業時間:月~土9:00~19:00
    祝10:00~19:00
  • 定休日:日曜・不定休あり
  • コテイベーカリー公式サイト

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