みなとみらいには飲食店がたくさんありますが、麻婆豆腐を専門に食べたい場合には2店オススメがあります。
それは、ランドマークプラザにある「陳建一麻婆豆腐店」とクイーンズスクエアにある「陳麻婆豆腐店」です。
食べてみた感想はどちらも本格的な味なので、甲乙つけがたいです。
どちらにしようか迷ったときの参考としてみてください。
「陳建一麻婆豆腐店」ランドマークプラザ

横浜ランドマークプラザ1Fにあるのは「陳建一麻婆豆腐店」。
1Fの飲食街、クイーンズスクエアの連絡口近くにあります。
明るい店内は、カジュアルな雰囲気です。
陳建一麻婆豆腐店とは
先代の陳建民がはじめて日本に紹介した四川料理の代表である麻婆豆腐がメインの専門店。
料理の鉄人として有名な息子の陳建一プロデュースのこちらお店は、手頃な値段で本格麻婆豆腐が食べれます。
陳建民・・陳建一の父。昭和27年(1952)に来日して日本に四川料理を広める。
陳建一・・父から麻婆豆腐をはじめとする四川料理を受け継ぐ。料理の鉄人として有名。
メニューを紹介

ランチのメインは麻婆豆腐です。
なんといってもオススメは、麻婆豆腐セット1,100円。
麻婆豆腐のほかにライス、スープ、ザーサイが付いてきます。
ライス、スープはおかわり自由!
辛さは、甘口⇒小辛⇒中辛⇒大辛⇒激辛の5段階選べます。
四川料理として有名な坦々麺をはじめとする麺メニューもありますが、やはり店名である麻婆豆腐を食べなくちゃね。
他にもお子様麻婆セットがあるので、子供連れでも安心して入れますね。

でも、ちょっと待って!
麻婆豆腐も麺もどっちも食べたいからと悩む方に朗報。
スペシャルセットメニューがありました。
スペシャルAセット・・麻婆豆腐セットにミニ坦々麺付
スペシャルBセット・・選べる麺にミニ麻婆豆腐付 ※麺は坦々麺、スーラータン、正油麺から選べます。

陳健一麻婆豆腐のランチセットメニュー

ランチ限定スペシャルAセット1,500円が到着(麻婆豆腐の辛さは大辛)。
すごい!麻婆豆腐が器にたっぷりです。
ご飯はおかわりできるので少な目な感じです。
陳建一麻婆豆腐の特製調味料を使用した麻婆豆腐は、コクのある辛さで美味しいです~。
食卓には山椒が2種類(熟した実→しびれ、若い実→香り)用意されています。
しびれをさらに求めたいなら、ふりかけちゃおう!

選んだハーフ麺は坦々麺。
さっぱりした辛さのある麺でした。
感想としては、よくばってスペシャルセットにしたので、両方だとまあまあお腹いっぱいになり、ご飯のおかわりができなかった。
でもご飯をおかわりしないと麻婆豆腐の量が多いので、ご飯は足りなくなります。
よく考えたら、ご飯少な目でおかわりすれば良かった・・
私的には麻婆豆腐は絶品でした。
デザート食べ忘れましたが、ぷるぷる杏仁豆腐又は濃厚マンゴープリンがありますよ。
ランチ限定価格250円(税込)で頼めます。
陳麻婆豆腐クイーンズスクエア横浜店

みなとみらい東急スクエアのステーションコアB1Fにある「陳麻婆豆腐クーンズスクエア店」。
薄暗い店内は、ついゆっくりしたくなるような落ち着いた感じです。
陳麻婆豆腐とは
ホームページによると1862年に創業「陳興盛飯舗(中国の四川省、成都にあり現在の名は陳麻婆豆腐店)」にルーツを持つ麻婆豆腐発祥の店の日本支店だそうです。
唐辛子の辣(ラー)と四川山椒の麻(マー)が効いた本家の味を楽しめます。
メニューを紹介

こちらは外の看板メニューを撮影。
平日限定ランチセットはどれも一律1,100円です。
陳麻婆豆腐が一番上にアピールされてますが、回鍋肉、エビチリ、本日の日替わり定食など選べます。
麻婆豆腐以外を選んで、ミニ麻婆豆腐300円も追加できます。
※注意! 休日はランチセットでなくおすすめセットで、麻婆豆腐セットは1,630円でした。
平日のほうが断然お得なお値段ですが、昼時はサラリーマンやOLさんが多く並んでいます。
陳麻婆豆腐のランチセット

ランチセットがきました。
麻婆豆腐、たまごスープ、ザーサイ、デザートの杏仁豆腐。
ライスはおかわり自由。
麻婆豆腐は山椒がすごく効いてていい感じ、複雑な奥深い味がします。
デザートが付くのはポイント高いよ!
エビチリランチも紹介

別の日に食べたエビチリランチです。
メニューの写真を見て、エビチリも食べたくなったので注文しちゃった。
そんなに辛くなく、ちょいピリ辛なのと、ひき肉が入っていました。
私の知っている真っ赤なエビチリとは違っていて、これもいいね。
麻婆豆腐の歴史
100年以上前の中国。
四川省の成都で料理店をしていた陳さんの奥さんが作った豆腐料理が「麻婆豆腐」の最初とされる。
※あばた→天然痘がなおったあと、顔の皮膚に残るちいさなくぼみ
婆・・おばさん
あばたのおばさんが作った豆腐料理として定着。
店の名は「陳興盛飯舗」から「陳麻婆豆腐店」となる。
日本では、四川省出身の陳建民が来日して、麻婆豆腐などの中華料理を日本人の味に受け入れやすくして、店や料理番組を通じて広めたそうですよ。
ケチャップを入れた真っ赤なエビチリも陳建民が日本風にアレンジしたものです。
まとめ
「陳建一麻婆豆腐店」と「陳麻婆豆腐クイーンズスクエア横浜店」どちらも本格的な味だと感じました。
家庭で食べる麻婆豆腐とはあきらかに違うコクのある辛さや刺激は、本当に美味しい。
どちらかというと「陳麻婆豆腐クイーンズスクエア店」のほうが山椒が効いていました。
「陳健一麻婆豆腐店」のほうは本場の調味料で、日本人好みにしているみたいです。
選ぶ辛さにより違うかも知れないですけど、辛いの苦手だけど本場の味も食べたいなら、辛さを選べるのはありがたいですね。
本場四川とはいえ調味料、香辛料の調合具合などで店舗により微妙に違うと思うので、横浜中華街を含めいろんな四川麻婆豆腐を食べ比べてみるのもいいかも。

お店の情報
- 店名 :陳健一麻婆豆腐店
- 住所 :横浜市西区みなとみらい2丁目2-1 横浜ランドマークプラザ1F
- 営業時間:11:00~21:30(L.O21:00) ランチ時間11:00~15:00
- 定休日 :ランドマークに準ずる
- 陳健一麻婆豆腐公式サイト
- 店名 :陳麻婆豆腐クーンズスクエア横浜店
- 住所 :横浜市西区みなとみらい2丁目3-4 クイーンズスクエア横浜B1
- 営業時間:11:00~23:00(L.O21:50)
- 定休日 :不定休日あり
- 陳麻婆豆腐公式サイト