伊勢佐木町ブルースの歌碑を案内!ゆずが名付けた「クロスストリート」と同じ場所

伊勢佐木町ブルース歌碑とクロスストリート

横浜関内・伊勢佐木モールには「伊勢佐木町ブルース」の歌碑があります
青江三奈さんが描かれた大きな看板もあり、ちょっとしたスポット。
ゆずが名付けたライブハウス「クロスストリート」もあります。
じっくり見てきたので、アクセス、歌碑、クロスストリートについて紹介。

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伊勢佐木町ブルースの歌碑の場所・アクセス

伊勢佐木モール(伊勢佐木町商店街)の4丁目にあります。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑と「クロスストリート」

商店街のシンボル的存在

伊勢佐木町が舞台となった青江三奈さんの曲「伊勢佐木町ブルース」はご当地ソング。
その歌碑は伊勢佐木モール(伊勢佐木町商店街)にあります。

伊勢佐木町ブルース歌碑とライブハウス「クロスストリート」は同じ場所。

最寄り駅
*JR「関内駅」北口より徒歩約12分。
*京急「日ノ出町駅」「黄金町駅」より徒歩約7分。
*市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」「阪東橋駅」より徒歩約7分。
伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑と「クロスストリート」の地図

伊勢佐木町商店街の上写真の地図では、赤で現在地と書かれた場所になります。

歌碑の近くには駐車場「イセザキモール パーキング」があります。

伊勢佐木町ブルースの歌碑について

ブルースの女王・青江三奈さんの一周忌に合わせて建立したそう。

いつも散歩で通ったときは、ちらりと見るくらいで通り過ぎてしまいます。
今回じっくり観察し、説明板など読んでみました。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑

ピアノの形をした歌碑がおしゃれです。

「楽器の王様」といわれるグランドピアノがモチーフ。
ピアノの部分は「さくら石」、台座の部分は「黒みかげ石」を使用して製作。

台座部分にスピーカーを内蔵。
正面のスイッチを押すと「伊勢佐木町ブルース」が約1分流れます(10:00~20:00)。

ハマくま
押したいけど、まわりの目が気になり押せなかった(笑)。
せっかくなので、今度押してみようかな!
伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑について書かれた説明板

歌碑の横には、伊勢佐木町ブルース歌碑について書かれた案内もあります。

「伊勢佐木町」の名は、
故青江三奈(平成十二年七月二日没)さん歌唱の「伊勢佐木町ブルース」によって、全国の人々に知られることになりました。
当組合では、青江さんに深く感謝し、記念として、この地に歌碑を建立いたしました。

説明板を読んで、歌碑をぐるりと観察。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑にある青江三奈さんレリーフ

青銅製のレリーフは、彫刻家・熊谷友児氏製作。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑について書かれた説明板

歌碑の側面にも「伊勢佐木町ブルース歌碑 建立の記」があります。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑を裏側から見た様子

裏面には、20世紀に親しまれた横浜にちなんだ歌の中から、アンケートで選ばれた50曲の曲名。
さらに、21世紀に生まれてくる歌の中から後世に残したい歌の曲名を刻み加えているそうです。

「青い目の人形」「赤い靴」「憧れのハワイ航路」「ふりむけばヨコハマ」「雨のヨコハマ」「ブルーライトヨコハマ」「野毛山節」「港が見える丘」など。
もちろん「伊勢佐木町ブルース」もありました。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑にある楽譜と歌詞

黄銅板に刻まれた楽譜は「伊勢佐木町ブルース」の作曲者・鈴木庸一氏がこの歌碑のために書いた直筆。
黄銅板の「伊勢佐木町ブルース」の題名と「青江三奈」の名は青江三奈さんのご主人である、作曲家・花礼二氏が書いてくださったそうです。

伊勢佐木町ブルース(歌詞)
あなた知ってる 港ヨコハマ
街の並木に 潮風吹けば
花散る夜を 惜しむよに
伊勢佐木あたりに 灯(あかり)がともる
恋と情けの
ドゥドゥビ ドゥビ ドゥビ
ドゥビドゥバ
灯(ひ)がともる

最初の歌詞だけですが、どんな歌だっけと思った場合の参考に!
※歌碑の楽譜は、ひらがな、カタカナなどで記載。

メロディーに合わせた、独特のため息も特徴があります。
第10回(1968年)日本レコード大賞の歌唱賞を受賞するなど、名曲です。

伊勢佐木モール「伊勢佐木町ブルース」の歌碑近く青江三奈さんの看板と「クロスストリート」

青江三奈さんが描かれた大きな看板と隣の「クロスストリート」。

以前と絵が変更しています。
よく見るとクロスストリートの青い看板と同じで、いい感じですね。

伊勢佐木町を舞台に、過去から未来へと音楽が融合している場所であると感じます。

クロスストリート(ライブハウス)とゆず

「クロスストリート(CROSS STREET)」は、多目的ライブハウス。

2010年5月にグランドオープンしています。

伊勢佐木モール「クロスストリート」の外観

ガラス張りの木造施設です。
外からでも屋内の様子が見れます。

伊勢佐木モールの松坂屋前で路上ライブをして、人気となった「ゆず」が名付けました
※「松坂屋」は閉店し、跡地は「カトレヤプラザ」になっています。

「新しい世代のストリートミュージシャンが、このライブハウスを通じて、様々な文化、音楽そして人と交差(クロス)する場所になってほしいと」との想いが込められています。

伊勢佐木モール「クロスストリート」に飾られたゆずのライブ写真

ゆずがクロスストリートでライブした時の写真が、展示されていました。
※施設内には入ってませんが、外側に向けて展示あり。内壁面には直筆サインもあるそうです。

他にも、地元である故・桂歌丸師匠が落語会をしたときの写真も見れました。

こちらでは、ライブ、文化イベントなど様々な催しがあります。
一般貸し出しもあるので、セミナー、映像イベント、パーティー等でも利用できるようです。

詳しくはクロスストリート公式HPで確認できます。

まとめ

素通りしていた「伊勢佐木町ブルース」の歌碑を横浜のスポットとして紹介してみることに!
昭和の横浜の歌として、懐かしく浸ることができました。
伊勢佐木町の歌謡曲があったことを知ることができる場所です。
歌碑だけでなく、ゆずが名付け親の「クロスストリート」も知っておきたい。
伊勢佐木町に音楽の風景が溶け込んでいると感じます。

ハマくま
伊勢佐木モールを散策すると、見ることができるスポットです。
伊勢佐木町ブルース歌碑
「伊勢佐木町CROSS STREET(クロスストリート)」と同じ場所。
住所:横浜市中区伊勢佐木町4丁目-123

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