桜木町駅「川村屋」は歴史ある立ち食いそば屋!メニュー・名物とり肉そばなど

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の外観

JR桜木町駅の立ち食いそば「そばうどん 川村屋」を訪問。
歴史ある蕎麦屋で、桜木町駅に欠かせない存在です。
だし汁が美味しく、名物とり肉そば、天ぷらそばなど食べました。
お店の場所、歴史、メニューなども紹介します。
※老舗「川村屋」は開業から123年の2023年3月31日で閉店。
2023年9月1日より営業再開。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」閉店のお知らせ(閉店理由が記載)
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桜木町駅「川村屋」の場所

JR桜木町駅の南改札西口側にあります。
南改札を出たら、すぐ右手。

「川村屋」の入口は2か所あります。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の外観

南改札横の入口

改札出たら、すぐにお店に入れるので便利。

入ってすぐ横に、券売機があります。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の外観

「停車場ビュッフェ」側の入口

こちらは、南改札の西口側(野毛側)に出た景色。
上写真右に、野毛ちかみちの地下道に降りる階段、エスカレーターなどがあります。

国道沿いの野毛側には、立ち食い用のテーブルが置かれています。
立ち食いそば屋と言いつつ、店内には椅子の置かれたカウンター座もあります。

川村屋の歴史について

創業は明治33年(1900)と120年以上の歴史があります。

最初は蕎麦屋でなく、西洋食堂だったそう。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の歴史が書かれた新聞記事

店内のカウンター席に座ると「川村屋」の歴史を知ることができます。
※新聞記事の切り抜きが置いてあり、読めます。

桜木町駅がある場所は、明治5年(1872)初代横浜駅で、日本で初めての鉄道が開業。

川村屋の歴史
  • 明治33年(1900)4月創業。
    横浜関内の料亭「富貴楼」の経営者が、伊藤博文を通じて駅食堂の開設許可を取る。
    レストランを開業。
  • 昭和44年(1969)に店舗を借り増して、そば屋をはじめる。
  • 平成元年(1989)横浜博覧会に合わせて、桜木町駅が少し移動。
    店舗面積が半減した新駅舎では、レストランをやめる。
  • 平成26年(2014)駅ビル工事で再移転し、現在に至る。

店名の由来は、戦争で資料が焼失した為、分からないそう。
初代横浜駅時代からある、桜木町駅の歴史と共に歩んできた老舗です。

ハマくま
リニューアルしてこちらに移転する前は、年季を感じるお店でした。
牛乳瓶のドリンクも売っていたおぼろげな記憶が!

店内の様子

券売機は両サイドの入口に置かれています。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」店内の様子

食券購入後、カウンターに券を置く場所があります。
スタッフにそば・うどんのどちらかを伝えます。

注文すると、そばを茹ではじめ、1分もかからず完成!

カウンターに置かれた一味とうがらしを好みで振り、席へ移動。
水は給水機が置かれているので、セルフで入れます。

川村屋のメニュー

お店の外にメニューがあります。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」のそば・うどんメニュー

2022.4月時点

空いてるときは券売機を見て悩むのもいいですが、外で決めておとくと早い。

券売機を拡大したようなメニュー表なので、券を買うとき分かりやすいです。

そば・うどんメニュー
  • 揚げ物系(そば・うどん)
    天ぷら、いか天、あじ天、きす天
  • とり肉(そば・うどん)
  • きつね(そば・うどん)
  • 玉子(そば・うどん)
    他に、天玉、とり玉、いか天玉、あじ天玉、きす天玉
  • 山菜(そば・うどん)
  • かけ、ざる(そば・うどん)

ご飯メニューとして、いなり寿司2個も売っています。
お腹空いてるときにうれしい♪
セットとして書かれている「天ぷらいなりセット」は人気なのかな!!

単品メニュー
かき揚げ、いか天、あじ天、きす天
山菜、とり肉、玉子、きつね
単品をプラスして、好きにカスタマイズするのもいいね。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の券売機面白いのは、青汁があること!
こちらも飲んでみたいのですが、訪問したときは休止中。

メニューは以前食べたときより、値段が少し上がってきていますが、仕方ないですね。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」おすすめメニューのポスター

川村屋は、だし汁にこだわっています
カツオの風味がある醤油ベースの天然だしが魅力。

おすすめの一品はとり肉そば!
お店で丹念に煮込んだ「とり肉」で、とり肉の煮汁とダシの相性が抜群と書いてありました。
山梨県産のブランド鶏を使用。
※とり肉そばのポスターもあったのですが、訪問時はありませんでした。

名物とり肉そば

とり肉そばを紹介。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」のとり肉そば、いなり寿司

単品とり肉そば(390円)いなり(150円)の組み合わせ。

とり肉とネギのみでシンプルなので、小腹が空いてるときにいいね。
以前、とり肉&山菜を組み合わせて食べたことがあります。

お腹空いてる場合は、単品の天ぷらもプラスすれば、ボリュームがUP。
天ぷらプラスも考えましたが、いなり寿司にしてみた。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」のとり肉そば

甘辛く煮た鶏肉と甘めのだし汁がしみじみおいしい。

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」のいなり寿司

いなりは2個ついてるし、小さくもないので満足しました。

1個を割って断面撮影!白ごま入りでおいしいです。

定番の天ぷらそば

別の日の夜、桜木町駅を通ったのでそばを食べることに!

桜木町駅の立ち食いそば「川村屋」の天ぷらそば(かき揚げそば)

天ぷらそば(410円)

手揚げの大型かき揚げに、ネギがのっています。
大きくてうれしいな。

実はかき揚げタイプの天ぷらそばは、過去に食べたことあったので、まだ食べてないイカ天ねらいでした。
しかし、夜だったからだと思いますが、ほぼ完売…
選択肢があまりなくて、天ぷらそばを食べました。

閉店前の遅い時間帯は、売り切れメニューがある可能性高いので、そこは注意かも。

いか天そば

川村屋が閉店ということで、2023年3月31日の最終日に訪問。

イカ天そば(450円)をいただきました。

最後の一杯おいしかったです。
ごちそうさまでした。

まとめ

駅で、軽くそばでも食べたいときに利用。
提供が早いので、あまり食事に時間をかけたくないときに便利。
昼どきにお店を見ると、けっこう混んでいます。
蕎麦は袋から出して茹でているので、普通かと思いますが、こだわりのだし汁がおいしくて注目したいお店。
総じて満足です。

ハマくま
桜木町駅の歴史ある老舗店です。

お店の情報

  • 店名:川村屋(かわむらや)
  • 住所:横浜市中区桜木町1-1 桜木町駅構内
  • 営業時間:6:30~20:00(L.O.19:55)
    日・祝日7:30~20:00
  • 定休日:無し
  • CIAL桜木町公式サイト(川村屋)

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