横浜ハンマーヘッドの由来は?ふ頭の公園(ハンマーヘッドパーク)で知る歴史

ハンマーヘッドと2階に上がる階段

横浜ハンマーヘッドの公園は2020年8月28日にオープン!
「ハンマーヘッドパーク」という名で、名前の由来となった歴史あるハンマーヘッドクレーンが残されています
近くに行けば、その大きさを体感することができますよ。
横浜港を眺めて休憩できるベンチもあります。
ハンマーヘッドでの食事ついでに寄ってきました。

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ハンマーヘッドパークの場所

横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)の先端側にあります。

横浜ハンマーヘッドの外観とハンマーヘッドクレーン

横浜ハンマーヘッドの外観

「マリン&ウォーク ヨコハマ」側から、公園にあるハンマーヘッドクレーンが見えます。

横浜ハンマーヘッドの1、2階はレストラン、カフェ店のある商業施設です。
さらに上の階は、宿泊可能なホテル。
※ホテルの名称は「インターコンチネンタル横浜Pier 8」

外から行く場合

ハンマーヘッドの建物片側に、公園に向かう道を発見。

ハンマーヘッドパークの外側入り口

バス停、ホテル、CIQホール入り口側の通りから公園に行けます。

写真の道を進めば、公園に到着する手前にバス停があります。

建物内から行く場合

おすすめは、2階のハンマーヘッドデッキから行く方法。

ハンマーヘッドパークに向かう2階の出口目印として分かりやすいのが「クルミッ子ファクトリー」の店舗。

公園に向かう出口手前の床に、ハンマーヘッドクレーンのマークがあります。
※他にも2階の外側のデッキを通って行くことも可能。

2階の出口から眺めるハンマーヘッド

デッキを通れば公園に到着!

2階から、外に出た景色です。
商業施設とつなげることで、一体で楽しめるように工夫されています。

歩行者デッキからの展望を眺めながら、海の広がる公園に向かえば気分がUP!
左右見渡すと、みなとみらい、ベイブリッジなど眺められます。

目の前は、ハンマーヘッドクレーンと横浜港。

横浜ハンマーヘッドの地図

地図を見ると把握しやすい!

ハンマーヘッド、公園、駐車場の地図

緑の部分がハンマーヘッドパーク。

駐車場が第1、第2、第3とあります。
車でお越しの方は、第1駐車場に止めれば公園のすぐ側になります。

ハンマーヘッドの由来

ハンマーヘッドクレーンが中心の公園。

「横浜ハンマーヘッド」の名前の由来となった、ハンマーヘッドクレーンはぜひ見ておきたい!

平成13年(2001)までの88年間、貨物の積み下ろしに使われ、日本の近代化を支えてきました。

ハンマーヘッドクレーン

存在感バツグン!

国内初の港湾荷役専用の英国製50トンハンマーヘッドクレーンです。

ハンマーの頭(金づち)に似た形から「ハンマーヘッドクレーン」と呼ばれる。

現在も稼働可能な状態で保存されています。

ハンマーヘッドの歴史案内板と昔のハンマーヘッドの写真

近くに歴史案内板があります。

完成した頃の写真も紹介されているので、昔の様子も分かります。

ハンマーヘッドクレーンの歴史
新港ふ頭は、明治32年(1899)に埋め立てを開始した場所。
大正3年(1914)に完成し、ハンマーヘッドクレーンが設置される。
イギリス製で、日本初の港湾荷役専用クレーン。
それまでは、人力、小船などで沖合の船から荷役していた。
直接船への荷役が可能になったことで、日本のクレーン荷役の先駆けとなる。
大正12年(1923)の関東大震災で約80%の岸壁が被害受けるも、ハンマーヘッドクレーンは被害なし。
1970年代以降、海上貨物はコンテナが主流となる。
次第に、本牧ふ頭や大黒ふ頭の方に役割が移っていく。
平成13年(2001)ハンマーヘッドクレーンは、貨物積み下ろしの役割を終える。

当時日本に導入された5基のうち、現存するのは横浜市、長崎市、佐世保市の3基のみだそう。

貴重な近代化産業遺産や土木遺産に認定されています。

横浜港の近代化の役割を担った、新港ふ頭に残された歴史遺産です。

公園の休憩スポット

せっかく訪れたのだから、ゆっくりしたい方のために休憩場所を紹介。

2階から行くと、デッキの先端にベンチがありました。

ハンマーヘッドパーク2階部分の休憩椅子

見晴らしのよいベンチ

桟橋が見えるので、大型クルーズ船が停泊すれば、よく見えそうです。

ここに座るのいいね!

ハンマーヘッドと2階に上がる階段

2階の階段から下に降りてきました。
ハンマーヘッドクレーンの近くにエレベーターも設置されています。

ピラミッドのような階段になっているので、階段部分も座って休憩できそうですね。

公園は客船寄港時の歓送演奏、多目的なイベント広場としても利用されるそうです。

ハンマーヘッドパーク下のベンチ

ベイブリッジが見える!

海にとても近いベンチ。

ドリンク片手に、ぼんやり過ごすこともできます。

赤レンガ倉庫方面のベンチ

バス停側にあるベンチ。

目の前は、横浜海上保安部の海上防災基地。

「マリン&ウォーク ヨコハマ」「赤レンガ倉庫」方面です。

写真撮影スポット?

公園で写真を撮るなら、ハンマーヘッドクレーンが入るようにするのが1番。

他にも散歩しながら、撮影スポットになりそうな場所を探してきました。

地面にあるハートマーク

ハンマーヘッドパークの地面にあるハート

ハートマークがありました。

海の先にはハマウィング(横浜風力発電所)も見えます。

カップル、友達、家族で、このマークの側に立ち写真撮影しても面白いかも。

レールの跡があった

線路の跡

クレーンの下に、レール跡が残されています。

一応、撮影してみました。

下から見上げたハンマーヘッドクレーン

せっかく側まできたので、見上げた角度から撮影。

真下から見上げたハンマーヘッドクレーン

クレーンの真下で海を眺めて、ゆっくりしてきましたよ~。

釣りは禁止のようです

おまけ情報です。

みなとみらいの港沿いを散策していると、釣りを楽しんでいる方々をよく見かけます。
何が釣れるのだろうと、興味津々♪

ハンマーヘッドパークの注意事項の書かれた看板

ですが、ここハンマーヘッドパークは禁止との注意事項がありました。

釣り好きの方は残念ですが、注意してください。

まとめ

ハンマーヘッドクレーンと横浜港の景色を楽しむ公園です。
大型クルーズ船が停泊していれば、それも見どころのひとつ!
広くはないので、散策するならあっという間。
ベンチに腰掛け、海を眺めぼーっとするのに最適でした。

ハマくま
横浜ハンマーヘッドの商業施設と合わせて楽しめるスポットです。

公園の情報



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